高柳が羽ばたいた後のステージで、キャプテンの斉藤は「最後に私たちみんなで明音ちゃんのことを思って歌いたいと思います」と曲振りも兼ねて『卒業式の忘れもの』を全員で披露した。「明音ちゃんが卒業しても、明音ちゃんが大切にしていた数々を私たちみんなで引き継いて、これからのSKE48を作っていきたいと思います。みなさん、これからのSKE48をたくさん愛してください!」とファンへ向けて最後の挨拶を行なった。
「SKE48アリーナコンサートin日本ガイシホール 私の兆し、皆の兆し ~あかねまちゅりだ!~」 (C)2021 Zest,Inc. / AEI 画像 13/13
その様子を上から一人眺めているメンバーがいた。
「みんなー。“あかねまちゅり”なんだからさー。最後まで盛り上がるに決まってんじゃん!」と再び舞い戻ってきた高柳の姿に仰天するメンバーたち。「終わんないよ!これが私からのサプライズ!!」ともう一曲、『オキドキ』を披露することに。しんみりとした雰囲気では終わらせない。突然の無茶振りにメンバーたちも体力が許す限り全力で踊り続ける。「みんなー!心の中でもいいから大きな“オキドキ”コール聞かせてよ!」と容赦のない煽りに会場のボルテージは急上昇。呼応するようにファンの持つサイリウムの振る動きも大きくなった。
口々に「びっくりした」と笑顔をみせるメンバーたちに、「だって“卒業式に忘れもの”しちゃったんだもん」としてやたっりの笑みを見せた高柳。すかさず斉藤は「忘れ物がハード過ぎる」とツッコミを入れる。高柳曰くコンサート開始前の円陣のときに「“最後の一秒の一秒まで”、“最後の瞬間まで”って何回も言ってたの」と匂わせていたことを明かした。満足気に再び翼付きのリフトで帰っていく高柳。「やっぱライブって最高だね!」と笑顔で手を振りながら、「みなさん、またどこかで会いましょう」と再びの再会を誓った。
改めて斉藤は「誰もが予想しない終わり方でした。しんみりしていたんですけど、みんな笑顔になりました。たくさんの方とこの時間を共有できたこと本当に嬉しく思います。これからもSKE48をめちゃくちゃ頑張っていきたいと思いますので、ぜひみなさん、これからも私たちについて来てください!」と締めくくった。
【セットリスト】
M00.overture
M01.愛の数
M02.兆し
M03.青空片想い
M04.1!2!3!4! ヨロシク!
M05.恋のお縄
M06.夜風の仕業
M07.僕だけのValue
M08.今夜はJoin us!
M09.Escape
M10.ピーク
M11.予想外のストーリー
M12.光と影の日々
M13.2人だけのパレード
M14.クロス
M15.背中から抱きしめて
M16.リオの革命
M17.JESUS
M18.コスモスの記憶
M19.ハロウィン・ナイト
M20.涙のシーソーゲーム
M21.抱きしめちゃいけない
M22.#好きなんだ
M23.ヘビーローテーション
M24.片想いFinally
M25.ごめんね、SUMMER
M26.パレオはエメラルド
M27.コケティッシュ渋滞中
M28.僕は知っている
M29.ラムネの飲み方
EN1.青春の宝石
EN2.バイクとサイドカー
EN3.会いたかった
EN4,道は なぜ続くのか?
EN5.卒業式の忘れもの
EN5.オキドキ