3月13日、名古屋のライブハウス・ボトムラインで「SKE48非公式ちゃんねる Presents SKE48公式LIVE」が開催され、ファン投票企画で選ばれたユニットメンバーによる「ティーンズユニットお披露目LIVE 未来は少女たちの手の中」、江籠裕奈のソロ ライブ「江籠裕奈ソロLIVE くぎづけたいむ!」、野島樺乃のソロライブ「野島樺乃ソロLIVE 希望とは…」の3公演が行われた。
【写真】SKE48 野島樺乃、生バンドを従えソロライブ開催!(7枚)
野島樺乃「野島樺乃ソロLIVE 希望とは…」 より (C)2021 Zest,Inc. 画像 2/7
野島樺乃「野島樺乃ソロLIVE 希望とは…」 より (C)2021 Zest,Inc. 画像 3/7
この日の第3部では、野島樺乃のソロライブ「野島樺乃ソロLIVE 希望とは…」が行われた。生バンドを従えてステージに登場した野島は、純白のステージ衣装で絢香の『I believe』をカヴァーで披露。ピアノの音色に伸びゆく歌声を重ねていく。ソロライブ自体は2度目となる野島は、「前回はSKE48劇場だったので、アットホームな感じだったけど、今回はライブハウスということで、ねぇ、、、ドキドキだよね!」と普段とは違うステージ環境に喜んだ。また、ステージ直前まで緊張しており、緩和する方法をネット検索していたことを明かした野島だったが、「でも1曲目を歌ったら『ヤバ、楽しい!』って思えて最後まで楽しめそうです」とリラックスした笑顔を見せた。
MCが明け、ここからはSKE48の楽曲をアレンジして披露するブロックへ。「私の歌とバンドの素敵な音色に夢中になってしまうようなライブをお届けできればと思っていますので、最高にひたって楽しんでいってください」と、SKE48のユニット「ラブ・クレッシェンド」の楽曲から『反射的スルー』を歌い上げた。会場のオーディエンスも手拍子を叩きながらリズムに体を委ねていく。続く『なんて銀河は明るいのだろう』、『雨のピアニスト』では、ピアノやアコースティックギターのアレンジが悲壮感や揺れ動く感情をより引き立て、野島の声と共に五感を刺激していく。「普段聴いてるSKE48の曲を生バンドで聴くとどうですか?カッコよすぎてほんとに歌っててすごく気持ちいい!」と、歓喜の表情を浮かべた。
続くブロックではAKB48の『365日の紙飛行機』を客席へ向けて語りかけるように披露。オーディエンスも手拍子で楽曲に参加する。また、『草原の奇跡』はアコースティックギターに合わせて可憐なステップを刻み、バラード曲『夜風の仕業』ではバンドの演奏に耳を傾け、心地よい表情を浮かべながらしっとりと歌い上げた。
野島樺乃「野島樺乃ソロLIVE 希望とは…」 より (C)2021 Zest,Inc. 画像 4/7
MCではファンからライブ当日に募集した質問について返答。歌手にとってもっとも大事な喉のケアについては、「ボイトレの先生には『喉が強いね』って言われるんですけど、いつも通っている耳鼻科もらった薬を予備として持っておいて、具合が悪くなりそうだなって思った時に飲んでます。常にのど飴とかトローチとかうがい薬が入った“歌袋”を持ち歩いてます」と明かした。また、やってみたい楽器については、「ギターやってみたいんですよ!家にギターがあるので自粛期間中にやってみたんですけど、Fコードでつまずいちゃって(笑)。指が届かなくて途中で辞めちゃったんですよ。だけど、楽器はいろいろできた方がいいからいつかギターをやっていきたいな」と願望を述べた。また、バンマスの佐藤雄大からは、野島が初代女王に選ばれた「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の裏話も飛び出した。
カバー曲のブロックでは、aikoの『カブトムシ』、菅田将暉の『さよならエレジー』をそれぞれ歌唱。特に歌唱力が必要なMISIAの『Everything』も芯の通った伸びゆく歌声でホールを包み込んだ。
「ステージからファンの方々を見ると目を閉じて聴いてくださる方もたくさんいて、『歌』って楽しなって思えたし、気持ちを伝えられたんじゃないかなって思います」と話した野島は、AKB48の『また あなたのことを考えてた』で本編を締めくくった。