3月13日、名古屋のライブハウス・ボトムラインで「SKE48非公式ちゃんねる Presents SKE48公式LIVE」が開催され、ファン投票企画で選ばれたユニットメンバーによる「ティーンズユニットお披露目LIVE 未来は少女たちの手の中」、江籠裕奈のソロ ライブ「江籠裕奈ソロLIVE くぎづけたいむ!」、野島樺乃のソロライブ「野島樺乃ソロLIVE 希望とは…」の3公演が行われた。
【写真】SKE48、ファン投票で選ばれた「ティーンズユニット」がお披露目ライブ開催!(10枚)
最初の公演はSKE48の十代、ティーンズを中心にファン投票で次作シングルのユニットメンバーを決める「SKE48 28thシングル カップリング収録「ティーンズユニット」メンバー投票企画『未来は少女たちの手の中』」で選ばれた坂本真凛、末永桜花、浅井裕華、上村亜柚香、水野愛理、岡本彩夏の6名が、「ティーンズユニットお披露目LIVE 未来は少女たちの手の中」を開催し出演した。
投票結果発表から約2週間。ファンの期待が寄せられるお披露目ライブだけに、『overture』には期待感と緊張感が混じっているようだった。
「ティーンズユニットお披露目LIVE 未来は少女たちの手の中」より (C)2021 Zest,Inc. 画像 2/10
「ティーンズユニットお披露目LIVE 未来は少女たちの手の中」より (C)2021 Zest,Inc. 画像 3/10
「みんな投票ありがとう!」とホールへ感謝の言葉を投げかけた坂本を先頭にステージ集ったメンバーたちは『ハッピーランキング』でライブをスタートした。ファン投票で選ばれたメンバーたちが歌うからこそふさわしいオープニングナンバーだ。勢いそのままにセットリストは『キスだって左利き』、『はにかみロリーポップ』と続く。さらに、ライブ翌日がホワイトデーということもあり、『チョコの奴隷』を披露。「みなさん!明日はホワイトデーなので、私たちからの愛、受け取ってください!!」と水野を中心にホールへ向けて愛を投げかける。
最初のMCではメンバー人一人が自己紹介を行なった。声は出せない会場でも、ファンは拍手やサイリウムで応援する。
続いては『鳥は青い空の涯を知らない』を投票企画上位2人の坂本と末永のユニットがしっとりと歌い上げる。会場の雰囲気を一変させた『狼とプライド』は6人全員で披露。オリジナルは矢神久美と森紗雪のユニットで、共に十代のメンバーとしてチームS「制服の芽」公演で披露していた。その後しばらくして矢神と木崎ゆりあ(※「崎」は正式には「たつさき」)のユニットとなり、長らく2人の代名詞とも言える楽曲となっていた。今回のライブでは矢神のポジションを浅井が担当し、従姉妹である木崎と対になるポジションで披露しており、“エモさ”を感じるポイントでもあった。
さらに、十代の恋心を描いた『シャララなカレンダー』、可憐なステップでファンの心を弾ませた『恋のPLAN』、学生時代の青春シチュエーションを歌った『体育館で朝食を』の3曲を立て続けに歌唱した。
ここまで6人のパフォーマンスを見ていると、チームS仕込みの迫力のあるダンスで魅せる坂本や、しなやかな動きで女性らしさを感じさせる水野、高身長を活かしながらも、動きにがむしゃらさを感じる岡本といったように、ダンスの個性が一人ひとり見られるのはユニットライブならではだろう。