杉山歩南(以下・杉山):私は今までの人生で、なにかに一生懸命になるっていうことがそんなになくて、この練習期間が人生で一番一つのことに頑張れたというか、一番今日やり切ったと思えた日でした。こんなに頑張ったことがないからこそ、みんなが頑張ってる姿を見るのも好きで。みんなが一人で練習している姿を見ると自分も頑張らなきゃ思うし、そういう場面がたくさんあって、10期って素敵だなって思ったし、今日に向けてみんな各自で頑張ってきたからこそ素敵なステージができたと思うので、みんなに負けずにこれからも頑張っていきたいと思います。
澤田奏音(以下・澤田):まずこうして初日を迎えられたことが本当に嬉しいなと思います。初日という1回しかない日がもう終わっちゃったんだというちょっとさみしい気持ちもあるんですが、本当に楽しくパフォーマンスすることができました。本番までみんなで助け合って、合わせるのが本当に難しかったりしたんですが、みんなで初日を迎えられたことがほんとによかったなと思います。
Q.昨年のエコパアリーナでの初パフォーマンスから成長したなと思うことはありますか?
青木:ダンスのレベルが成長したと思います。去年と比べて自分の意識も変わって、ダンスの練習時間もはるかに増えました。SKE48が普段の生活の一部になったことが実感できました。ぜひダンスに注目していただきたいなって思います。
西井:私は表情です。最初のエコパアリーナのレッスンでは笑うことすらできませんでした。劇場公演に出させていただいて、ファンの方からの視線をいただいたり、「もっとこんな風に見せたい!」って研究するようになりました。それでもまだまだ少ないので、これからも研究を続けていきたいと思います。
鬼頭:私はダンス未経験で加入したので、最初は全然踊れませんでした。エコパアリーナで『渚のイメージ』を披露させていただいたときは、立ち位置を覚えることや、ダンスを振付師さんから教えていただくことも初めてだったので、どんなダンスが正解で、ファンの皆さんから「かっこいいな」、「すごいな」って思ってもらえるのかよくわからなかったんです。
今は先輩方やファンの皆さんのアドバイスがあるので少しずつ踊り方も変わってきて、自分も先輩方のダンスを研究して、自分がなりたい踊り方に近づけてるのではないかなと思います。
石塚:私もダンスで、エコパアリーナでは自分がステージにいることに緊張して、レッスンよりも縮こまって踊ってしまったんです。でもこの一年、劇場で公演をやらせていただいて、緊張はまだ慣れていないんですけど、一年前に比べたらファンの方を前にしてもちゃんと踊れることができるようになりました。ダンスの踊り方もカッコよさとか、柔らかくとか、そういったこともこの一年で学べたと思います。
伊藤:初めて『渚のイメージ』を踊ったときはただただ笑顔でしか踊ることができなかったんですけど、曲によって切ない表情とか、カッコいい表情とか自分からできるように研究していきたいなと思います。
一番大きく変わったことはSKE48に対する想いで、高校生で加入したので学校や部活もあって両立しながらやっていたんですけど、高校3年生になって、「今はSKE48を頑張りたい!」と思ったので、これからも強い想いでやっていきたいなって思います。