2月27日、名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48の10期研究生による新公演「We're Growing Up」公演が初日を迎えた。研究生は2017年4月から「青春ガールズ」公演を行なっていたが、今回約4年ぶりに公演内容が一新された。
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SKE48 研究生「We're Growing Up」公演(C)WWSチャンネル編集部 画像 2/12
『overture』が明け、『チャイムはLOVE SONG』から始まった新公演。オリジナルは「手をつなぎながら」公演の前半を飾るアップテンポのナンバーを伊藤実希と石塚美月がWセンターで披露する。続けてメンバーをフィーチャーした演出が多い「ラムネの飲み方」公演より、『校庭の仔犬』、『ウイニングボール』と立て続けにパフォーマンス。『校庭の仔犬』では杉山歩南が犬役に抜擢され、客席に向けて笑顔を振りまき、『ウイニングボール』では伊藤がバッターを務め、ステージ上手へ向けてホームランを打ち込んだ。
最初のMCでは自己紹介と共に石塚が、「今日は『We're Growing Up』公演の初日ということで皆さんもドキドキしてると思うし、私たちもドキドキしています。どんな場所にいても見つけていただけるように、今日も全力パフォーマンスで行きたいと思います!よろしくお願いします」と意気込んだ。
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MCが明けると『今 君といられること』、『Doubt!』を続けて披露。前半3曲の元気で明るい印象とは違った、寂しげな表情や素直になれない女心を繊細に表現。また、『恋を語る詩人になれなくて』ではこの曲の伝統芸とも言える「詩人ジャンプ」を成功させ、せり上がったステージでSKE48の真骨頂とも言える激しいダンスを存分に見せつけた。
続くMCでは、新公演のレッスン中に起こったハプニングについてトークを交えた。青木莉樺は「先ほど歌わせていただいた『恋を語る詩人になれなくて』のレッスン中に靴が跳んで行ってしまうというハプニングがありました」と告白。合わせて石塚も靴を跳ばしたことを明かした。靴飛ばしと言えば松井玲奈の「MUSIC STATION」でのハプニングが連想されるが、機会があれば2人がセンターの『コケティッシュ渋滞中』のパフォーマンスも見たいと思う瞬間であった。
また、西井美桜は公演の好きな曲について同曲を上げ、「SKE48と言えば的な曲。10期生も(代表曲を)あんまりやったことがないのでできて嬉しいです」と感想を述べ、伊藤も「SKE48の仲間入りをした感じがしました!」と喜んだ。
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セットリスト後半は『拗ねながら、雨... 』からスタート。点滅を繰り返し雨のように降り注ぐライティングに、衣装をたなびかせるメンバーたち。間奏のソロパートではダンスに定評ある林美澪と西井が実力を見せつける。続けて10期生のオリジナル曲『渚のイメージ』を爽やかに披露。静岡・エコパアリーナで開催された「SKE48 Valentine's Day Live 2020 ~CHOCOLATE~」での初パフォーマンスから一年。これまで重ねてきた劇場公演で磨かれた表現力や、コロナ禍という特別な状況下で互いに切磋琢磨してきた中での成果を感じる一場面だ。
『水のないプール』を歌い終え、会場のファンからの手拍子で始まったアンコールは『ピノキオ軍』からスタート。暗転明けにボルテージを急上昇させ、躍動感のある動きで会場のテンションを盛り上げた10期生は、発売中の新曲『恋落ちフラグ』をダンサブルに披露した。