2020.12.19 公開
SKE48 野島樺乃、歌唱力決定戦で伝えた母への感謝と努力の意味

野島樺乃(C)WWSチャンネル編集部  画像 1/13

12月1日、AKB48グループの中でもっとも魅力的な歌い手を決める「第3回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の決勝大会が東京・TBS赤坂ACTシアターにて開催された。この決勝大会に第1回大会で初代女王に輝いたSKE48野島樺乃が参戦した。

野島が本大会に参加したのは2大会ぶりであり、前回の「第2回大会」では今後を見据えた結果、あえて出場しない道を選んだ。今大会のエントリー締め切りがギリギリに迫った8月30日、野島は自身のツイッターに「歌いたいので、出ます‼︎‼︎ よろしくお願い致します」という意気込みと共に参加を表明。ファンからは「待ってました!」「初代女王の力、存分に発揮していこ!」「生バンドで歌うかのちゃんが見たい!」と言った激励のメッセージが届けられた。

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決勝大会の初戦。野島は決勝グループ第4組で参加し、19名の出場者の中で一番最後の歌唱となった。同じ組内にはグループ加入時から歌唱力を評価され、独自の世界観でステージを席巻するSKE48の古畑奈和も属しており、SKE48の歌姫同士による共演が見られた。野島はONE OK ROCKの『Wherever you are』を伸びゆく歌声で歌い上げた。

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審査の結果、ファイナルへ古畑と共に駒を進めた野島。発表の瞬間、自身の名前が呼ばれ安堵の表情を浮かべ、「2曲目を歌えるということ。ファイナリストLIVEに行けるということ。今、このステージに立てているということも、本当に嬉しいです」と話している姿が印象的であった。

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ファイナルの歌唱順はくじ引きの結果6番目に。歌唱前に野島は「私のお母さんがすごく大切にしている歌で、小さい時からお母さんが好きということを知っていて、この曲を選曲しました。お母さんにずっと聴いてもらって、アドバイスをしてもらった思い入れの強い曲なので、大切に大切に心を込めて歌いたいです」と、母への想いと共に竹内まりやの『いのちの歌』を披露した。「第1回大会」と同じく母が好きだという曲を選んだ野島。会場の空気を優しさで包み込み、母への感謝の想いが溢れたステージとなった。

野島の歌声に審査員として参加した歌手の高橋洋子は「素晴らしいです。こういった曲は特に難しく、一つひとつの音、ブレスの位置、ハイトーン。全てに気が配られていて、とても素晴らしかったです」と評価した。

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また、応援メンバーとして会場に駆けつけた大場美奈は涙を流しながら、「感動がすごくて、、、。(第1回大会で)優勝してから見違えるように変わって、すごくキラキラするようになったんですよ!お仕事の合間にボイトレに通っている姿を見ていたから、、、。聴く度に歌が上手くなっていくんです。努力している姿がここで発揮できて良かったなって思います」とメンバー目線の賛辞を贈った。

第3回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」では、STU48の研究生・池田裕楽が優勝。野島は2位に選ばれた。「嬉しいです!でも、悔しいです!!」と結果発表後のスピーチで述べた野島。続けて「悔いはないです。すごく楽しく幸せな時間でした!」と一点の曇りもない笑顔を見せた。

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この一年は野島にとってめまぐるしい変化の年だった。第1回大会優勝をきっかけに注目が集まり、優勝特典のソロ曲を皮切りに、劇場でのソロ公演、CMソング起用。11月にはソフトボールリーグの大会で国歌独唱も行った。何よりも高校生の間に成し遂げたかったという選抜メンバー入りも果たすことができた。

“人気”でも“運”でもない、“歌唱力”が全ての本大会。この大会の存在が野島にとって大きな自信を手にする一歩となった。だが、忘れてはならない。大会自体はきっかけであり、それ以上に努力をずっと続けてきたからこその今があるということを。

野島が次に見る夢はどんなものだろう?
彼女たちの世代が発する夢や目標に耳を傾けていきたい。

 

野島樺乃・プロフィール】
2015年、SKE48・7期生として加入。ニックネームは「かのちゃん」。同年11月に開催された「SKE48冬コン2015 名古屋再始動。~珠理奈が帰って来た~」内で開催されたユニット祭りにてチームSへの昇格が発表され現在に至る。研究生時代にはセンターポジションも経験。次世代メンバーで構成された「ドリーミング ガールズ」にも選ばれた。

2019年1月に開催された「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」で、幼少期より鍛えてきた歌声が評価され優勝。コンサート、CM、イベントなど様々な場所で歌声を届けている。SNSにも注力し、インスタグラム(@nojimakano_0906)では私服コーデを紹介している。

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