7月31日(金)、日向坂46による配信ライブ「HINATAZAKA46 Live Online,YES!with YOU!〜“22人”の音楽隊と風変わりな仲間たち〜」が行われた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、開催が延期振替となった日向坂46の「春の全国アリーナツアー」。今回の配信ライブは、そのツアー内容をステージセットもそのままに完全再現するアリーナサイズの豪華公演だ。全21曲が披露され、衣装替えは10回にも及んだ。配信ならではの演出や、“おひさま”(日向坂46ファンの呼称)とのコミュニケーションもふんだんに取り入れられたこのライブは、複数の動画配信サービスにて配信。チケット購入者は約9万2千人、総視聴者数は推定30万人にのぼった。
日向坂46「HINATAZAKA46 Live Online,YES!with YOU!〜“22人”の音楽隊と風変わりな仲間たち〜」 photo by上山陽介 画像 2/21
日向坂46「HINATAZAKA46 Live Online,YES!with YOU!〜“22人”の音楽隊と風変わりな仲間たち〜」 photo by上山陽介 画像 3/21
ファンタジックな物語の始まりを予感させる映像と共にOVERTUREが流れ、ライブは「ドレミソラシド」でスタートした。絵本の世界から飛び出したかのような“音楽の街”のセットに現れたメンバーは、音符の描かれたワンピースに身を包んだこの街の住人だ。ピアノやトランペットを楽しげに演奏する演出から「ハッピーオーラ」につなげると、加藤史帆が「画面の前のみんな、いくよ〜!」と呼びかける。ピアノの音色も新たに加わったこの曲で、にぎやかなムードが広がっていった。
最初のMCでは、キャプテンの佐々木久美が「ライブへようこそ!画面の前で声を出して楽しんでいただきたいと思います」と挨拶。渡邉美穂は「しばらくライブができない日々が続いていて、みんな本当に楽しみにしていたので…ぜひ画面の向こうのあなたも一緒に楽しんでいただけたらいいなと思います」と話す。新3期生の橋未来虹、森本茉莉、山口陽世も舞台に呼び込まれると、緊張しながらもライブを楽しもうと意気込みを語る。唯一の3期生である上村ひなのは「3人とも個性豊かでかわいい子たちなので、これからみんなで活動できるのが楽しみです」とうれしそうに胸の内を明かした。
舞台が暗転すると、不穏なBGMと共にメンバーのモノローグが流れる。「おかしいなあ。お客さんがいつもより盛り上がっていない気がする…」と不安そうに話す彼女たち。「何かがおかしい…何かが…ナゼだろう?」という言葉から、「ナゼー」のパフォーマンスへ。東村芽依、河田陽菜、松田好花の3人は、激しく点滅する照明を浴びながらキレのあるダンスを披露した。
