2020.07.15 公開
コロナ禍における「池袋アカデミーホール」が生き残りを賭けた新たな一手! あるアイドルグループとの絆とは?

Spindle(スピンドル)  画像 1/2

Spindleは、日本で唯一のローラースケートアイドルだが、人気が高かった一期生メンバー3人の卒業後にファンが激減したことを受け、“100人動員しないと即解散”という超難関課題を賭けて2020年3月15日に「新生Spindleファーストワンマンライブ」を開催することになった。

その開催発表を行った会場が、昨年12月15日、池袋アカデミーホールの姉妹施設のファーストプレイス東京のスタジオで、その担当が神田氏だったのである。
神田氏は、 100人動員できないと解散しなくてはならない崖っぷちのSpindleへの集客援護射撃として「100人突破したらファーストプレイス東京の小ホールを1日無償で貸すので足を運んでくれたファンの皆さんを招いて感謝祭を行ってみては?」と買って出てくれたのである。条件はひとつ。その模様を撮影して、ファーストプレイス東京のプロモーション動画として活用するー知名度を上げていきたいSpindleとしては、願ったりかなったりの最高の申し出であった。
ファーストワンマンライブ参加の特典として、ライブとミニ運動会を合わせた『Spindle大感謝祭』をファーストプレイス東京小ホールで7月5日に開催し、招待することとなった。この大きな後押しもあり、悪戦苦闘をしながらも109人を動員し見事に課題をクリア。解散回避、活動継続、グループ存続を果たした。

しかしコロナ禍で『Spindle大感謝祭』は無期延期に。Spindleは、いつかコロナが収束したら、ライブ運動会ができることを願っているのだ。

ガイドラインもステップ4に入り、アイドルたちのライブの再開がはじまった。再開後のSpindleとして単独のライブイベントは、リーダーはまだちおり17歳生誕祭。その会場として、池袋アカデミーホールにオファーをしたのである。そして来たる7月19日(日曜日)13時〜16時30分に開催が決定したのである。

池袋アカデミーホールSpindle
まさに会場とアイドルとの絆と言えよう。

リニューアルを果たした池袋アカデミーホールにて三密回避をし、ソーシャルディスタンスを徹底したSpindleのソロライブイベントは、今後の同会場でのアイドルライブイベントのモデルケースになるであろう。

アイドルのライブイベントは、今までは小箱でも成立していたが、コロナ禍の今はガイドライン通りだと十数名しか収容できず、ある程度の人数を動員できるハコが求められている。「池袋アカデミーホール」はソーシャルディスタンスを取っても最大50人まで収容できるハコだ。まさに池袋のアイドルライブハコの救世主になるに違いない。

2ページ(全3ページ中)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
WWSチャンネルの人気記事をお届けします

関連記事