7月8日、名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48のチームEが配信限定公演「SKEフェスティバル」公演を開催した。出演メンバーは感染症拡大防止の観点から参加人数を減らし、ソーシャルディスタンスを守りながら鎌田菜月、熊崎晴香、斉藤真木子、佐藤佳穂、末永桜花、須田亜香里の6名で行われた。
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先月14日のチームS「重 ね た 足 跡」公演から劇場公演が再開したSKE48。チームEが公演を実施するのは約4ヶ月ぶりとなる。今回も公演冒頭の全体曲を公式YouTubeチャンネルで生配信も行われた。
SKE48 チームE「SKEフェスティバル」公演 (C)2020 Zest,Inc. 画像 2/6
開演前、出演メンバーの須田がSKE48劇場の門から配信を視聴するファンを出迎えた。
「今日は貸切だよ。特等席用してあるから」と言いながら劇場の中へと誘う。須田と秘密のデートを楽しむような感覚で、「誰のこと応援するの?わかってるでしょ?私も応援してね。みんなも応援してほしいけど、心の中では一番ね」と話しかけてくる須田に「亜香里ちゃんのデート風お出迎え」「斬新なオープニング」と早くもツイッターへの書き込みが殺到した。
SKE48 チームE「SKEフェスティバル」公演 (C)2020 Zest,Inc. 画像 3/6
SKE48 チームE「SKEフェスティバル」公演 (C)2020 Zest,Inc. 画像 4/6
熊崎と須田のWセンターで『重力シンパシー』からスタートした「SKEフェスティバル」公演。青いスカートをたなびかせ全体曲で画面越しから煽りを交えたパフォーマンスを繰り広げる。今回もツイッターと連動したハッシュタグ企画「#Twitterで声援を」実施し、ステージに設けられたモニターにリアルタイムでツイートが反映される。ツイートの中には推しメンのカラーに灯したサイリウムや、手作りのBIGうちわの写真を投稿し、オンラインならではの楽しみ方が見られた。
MCで須田は「無観客ってどんな感じなんだろうって思ってたけど、振り向いたらみんなちゃんと“いる”って思えて嬉しくなった」とコメント。すかさず鎌田が「年取ると涙もろくなっちゃいますよね」と言うと「それ私に言う?」とツッコミを入れる場面も。また、配信を家族が視聴していると言う熊崎は、久しぶりに化粧をした際の出来事を紹介。「化粧をしてお仕事に行ったら『あなた誰』っておばあちゃんに言われました!化粧で孫の顔を忘れるぐらい変わるの!?」と驚きながらも、「今日はカメラからみなさんに頭の中を『くまちゃん』だらけにしたいと思います!」と意気込んだ。また、先日26歳の誕生日を迎えた斉藤は、ツイッター上でのプチ生誕祭をお願いしつつ、「ファンの方がいないのは寂しいけど、6人で16人以上のものを出せるように盛り上がっていきましょう」とキャプテンらしく気合を入れた。
赤い花飾りが視線を惹くドレス風の衣装に着替えたメンバーは『バラの儀式』を妖艶なパフォーマンスで魅せる。『女神はどこで微笑む?』は立ち位置を入れ替えならが須田と佐藤がダンスバトルを繰り広げた。また、斉藤は衣装の靴が壊れるというハプニングも。
10期生の「2分間MC」を挟み、サビの振り付けがキャッチーな『ハートのベクトル』を制服姿で可憐に披露。メンバーのソロパートが多いのも少人数編成ならではだ。また、曲の終盤で須田がカメラに向かってキス・・・、ではなくクリアファイルにサインを書いた。このサインはファンに向けてプレゼントされる。