2020.03.31 公開
【コラム】SKE48 青木詩織が昇格時に語った一言とは?

青木詩織 ※編集部撮影  画像 1/1

SKE48の記憶に残る名場面といえば、挙げれば星の数よりも多く存在することだろう。
どれが一番?、と聞かれても正直答えに迷ってしまう。

だが、今回はあえて5年前の出来事を振り返りたいと思う。


【1年ぶりに見たSKE48

2015年3月31日。この日、SKE48は同日リリースした17thシングル『コケティッシュ渋滞中』のリリースイベントを、神奈川・パシフィコ横浜にて開催していた。久しぶりのW松井(松井珠理奈と松井玲奈のコンビの愛称)によるセンター曲で、拠点である名古屋・栄の街を舞台にダンスパフォーマンスするMVが印象的な楽曲だ。

当時大学生だった筆者は、ナゴヤドームのコンサート以来、訳あって長らくSKE48から離れていたが、偶然見かけた『MUSIC STATION』で披露していた“コケ渋”のライブパフォーマンスと、一作目のドキュメンタリー映画に感化され当イベントへの参加を決めた。

1年以上離れたグループの景色は大きく変わって見えた。
「大組閣」に伴う移籍や兼任で、姉妹グループから多数のメンバーが生え抜きのメンバーたちと活動を共にしている事に驚き、卒業されたメンバーも増えたなと少し寂しさを感じた。
イベントでは握手会の合間にミニライブのステージが3回行われ、チーム毎のパフォーマンスと7期生の初パフォーマンスがあり、変わりゆくSKE48の現在地を確認する良い機会だった。中でも3回目のミニライブでは3月末で活動を終える中西優香、佐藤実絵子、古川愛李の卒業セレモニーが盛大に行われ、ピンクのアイドル衣装を着てバズーカ砲でプレゼントを飛ばす光景は衝撃的だった。

青木詩織が語った一言】

また、合わせて実施されたのが研究生の昇格発表だった。
“終身名誉研究生”という役職を長らく務めてきた松村香織と、これまで活動を続けてきた6期生に正規メンバーへの昇格発表が行われたのだ。昇格発表を自分の目で見るのは初めての事で、涙を流しながら想いを語るメンバーたちの言葉に鳥肌が立ったのを今でも覚えている。特に印象に残ったのが青木詩織の言葉で、ボロボロに涙を流しながら「7期生の指導役で残されると思ってました」と話すと場内から笑いと共に大きな拍手が贈られていた。
なぜ、昇格発表で笑いが起こるのか不思議ではあったが、この時はどんな場面でもファンに笑顔を届ける事ができるメンバーという印象を持った。そして、メンバー、ファンを問わずにイジられ愛されるのが彼女のキャラクターである事に、後に訪れた劇場公演を通して徐々に知る事になる。


青木は現在チームKⅡの正規メンバーとして活躍。一時は「後輩にファンが流れる」と泣いていた事もあったが、地元である静岡県焼津市の観光大使「やいづ親善大使」に就任し、市内のお祭りやイベントに積極的に参加。劇場公演への出演もトップレベルの回数を誇り、荒井優希とはじめた「Tik Tok」もフォロワーが8万人を超える支持を得ている。

今は前向きに「選抜メンバー入り」という目標を掲げる彼女の姿を見守り、記事を終えたいと思う。

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