3つ目のスペシャルステージは百田夏菜子×垣花正。さらに中継先のレポーターという設定で玉井詩織も登場し、大盛り上がりとなった後には、佐々木彩夏がソロで登場。ド直球のアイドルソング『だって あーりんなんだもーん☆』を披露した。佐々木彩夏にしか歌えないこの曲。これぞアイドルといったフリフリのスカートでアリーナのファンの中を駆け回り、会場は熱気ムンムンに。
最後のスペシャルステージは高城れに×原田龍二。最近報道された原田の不倫についてのニュースもチラつかせながらのキワどいコントを繰り広げた2人。この後には、ももクロのリーダー百田夏菜子がソロで現れた。
「新曲です!私が言葉を載せさせてもらいました」MCとともに、イントロでは夏菜子直筆の歌詞がスクリーンに映し出された。いつものステージと一味違った真っ白な衣装で披露したのは『それぞれのミライ』。思いのこもった歌詞を丁寧に歌い上げる夏菜子の歌声に、1万2000人のオーディエンスが酔いしれた。
4人それぞれのスペシャルステージが終わると、いよいよイベントも佳境へ。クライマックスはいつもの4人のライブパフォーマンスが繰り広げられた。
ももいろクローバーZ ニッポン放送『ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo 〜バレンタイン DE NIGHT だぁ〜Z! 2020「裏」 画像 3/6
白を基調にしたドレスで4人が改めてステージに登場すると『サラバ、愛しき悲しみたちよ』からライブが再開。さきほどまでコント的な舞台をやっていた彼女たちとはまったく違った表情でステージに立つ4人。ライブパフォーマーに切り替わった彼女たちの魅力が改めて伝わってくる。
続いてはアリーナのファンの中を練り歩きながらの『労働賛歌』。人気の定番曲に合わせてペンライトの光が、横浜アリーナの大会場を埋め尽くす。そのままの勢いでファンの間をかき分けるように移動しながら歌ったのが『仮想ディストピア』。文字通り目の前にいるメンバーを前にアリーナ通路前は興奮の坩堝と化していた。
「やぁ〜ありがとうございます!今日一日もりだくさん、楽しんでいただけてますでしょうか」夏菜子のMCに続いて、映画館のライブビューイングで鑑賞しているファンに対してもカメラに手をふる4人。「こんなライブもあるということで。いろんな種類のことやるからね、このライブ」高城れにが笑顔でアピール。「ホームでよかった」というしおりん、そして「いつもやらないことやったよね」と突っ込まれまくるあーりん。一人芝居という大きなミッションを終えた4人の等身大のトークが展開した。
