ニッポン放送「ミューコミプラス」とスターダストプロモーションのアイドルセレクション「スターダストプラネット」が完全コラボレーション。スターダストプラネット所属アイドル12グループが集結するイベント『「ミューコミプラス」presents スタプラアイドルフェスティバル 〜今宵、シンデレラが決まる〜 』が、1月19日(日)に横浜アリーナで開催された。
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本記事ではこのイベントに出演したももいろクローバーZのライブレポートをお送りする。
ももいろクローバーZ<「ミューコミプラス」presents スタプラアイドルフェスティバル 〜今宵、シンデレラが決まる〜> 画像 2/3
本イベントでは、ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学、TEAM SHACHI、たこやきレインボーが、ニッポン放送のラジオ番組「ミューコミプラス」で募集した“夢のセットリスト”テーマでライブを実施。
ももクロのライブのテーマは「最後、OVERTUREで終わります」。
いつもはオープニングで流れる『Overture』で終わるライブとは、果たしてどのようなものになるのだろうか。 メンバーがステージに登場し「私たち、週末アイドル〜。ももいろクローバーZー!」とお約束の挨拶の後、高城れにが今回のイベントについての思いや後輩へのメッセージを語った。そんな、しっとりとしたオープニングから今回のライブはスタート。
一瞬の静寂の後、百田夏菜子が「それでは聞いてください」とステージが始まった。4人が均等に間を空けて佇む中、静かにインスト『-あの空-』が流れる。続いては夏菜子のボーカルから始まる『灰とダイヤモンド』。曲の後半で4人がゆっくりとステージの階段を降りる。その後も真っ直ぐに厳粛に前を向いて歌い続ける彼女たち。曲の世界観を噛み締めるかのようにしっかりと締めくくった。
「『今日はOvertureで終わります』がテーマということで、いつもは最後にやるような曲から始まっています」1曲目を終えた百田がそう言うと、ちょっとわかりにくかったこの日のテーマの謎が解けた。そう。いつものライブとは逆に、この日のステージはエンディング的な曲からオープニングに向かって展開していくということだったのだ。 とはいえ、2曲目は超定番の『走れ!』。メンバーもステージから花道に飛び出し、ファンの中で歌うかのような一体感でこの曲を盛り上げる。「Overtureで終わります」というテーマを意識すると、確かにこの曲がクライマックスの盛り上がりを演出しているように感じてしまうから面白い。