私立恵比寿中学(略称:エビ中)が毎年年末恒例行事として行っている“大学芸会”(大型ワンマンコンサート)を、昨年に引き続き<幕張メッセ・イベントホール>にて開催した。
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今年は二日間の開催で、10,000人超のファミリー(エビ中ファンの総称)が会場に駆け付けた。
今年グループ結成10周年という節目を迎え、3月に5th full Album『MUSiC』を発売、同作を引っ提げての全国10か所を回る単独ライブハウスツアー、4月からは自身が主演を務めるTVドラマ『神ちゅーんず ~鳴らせ!DTM女子~』OAとその主題歌となるシングル「トレンディガール」の発表、6月には横浜・赤レンガ倉庫にて初の主催フェスを開催、夏の恒例野外ワンマンコンサート『ファミえん』を経て、9月からは全16所に及ぶ単独ホールワンマンツアー、そして極めつけは1年に2枚目となるフルアルバム『playlist』をリリースと、まさに疾風怒濤といえる精力的な活動を行ってきたエビ中。
そんな活動のハイライトとなるべき今年の“大学芸会”は、『私立恵比寿中学 バンドのみんなと大学芸会2019 エビ中のフルバッテリー・サラウンド』と題し、フルバンドで行われることとなった。
お馴染みのebiture(SE)から、「エビ中×バンドの大学芸会へようこそー!」(真山りか)の煽りに合わせて、白い垂幕に楽器をもったメンバーのシルエットが浮かび上がり、五五七二三二〇名義となる「半世紀優等生」の演奏がスタート。「フルバンドセット」というコンセプトの裏をかくエビ中らしいオープニングとなった。
演奏の終わりとともに垂幕が切って落とされ、「Family Complex」が始まるもバックバンドの姿はなく、赤いドレープが印象的なステージ上で、いつも通りメンバーのみのパフォーマンスが繰り広げられていく。
