本編も後半戦へ。『カモネギックス』や『高嶺の林檎』『ナギイチ』などシングル曲を次々と披露し、アリーナはもちろん、スタンドにもトロッコでメンバー降臨と、大坂城ホールの空間全てを使った演出で盛り上げた。
「私たちNMB48は、もうすぐ10年目を迎えますが、感謝の気持ちと、初心を忘れず、これからも突っ走っていきたいと思います」と白間美留。本編の最後は、8月14日に発売されたばかりの21thシングル『母校へ帰れ!』を全員で。王道のアイドルソングかキュートなダンスで最高潮の盛り上がりを見せた。
アンコールでは特報が。22枚目のシングルが11月6日(水)に早くもリリースされることが告げられると、会場からはおお~と大歓声が沸き起こった。最新楽曲は『初恋至上主義』、選抜メンバーも19人とセンターも発表された。センターを担うのは太田夢莉。初披露のステージは、太田のソロから始まり、18人のメンバーが太田を囲むようにしたダンスも印象的だった。
小嶋花梨が「こうして新曲をださせていただけるのも、いつも応援してくださるみなさんのおかげです。本当にありがとうございます」と挨拶し、シングルについて太田に感想を尋ねると、「9月に卒業を発表して、最初で最後のセンターを任せてもらえて本当にありがたいです。『初恋至上主義』ではみんなと目を合わせる場面も多くて、遊んでいるみたいで楽しいです。私の曲ではありませんが、私が卒業しても愛される曲になってほしいと思います」とコメント。22thシングルでは太田のソロ曲の収録も決まり、こちらも夢の一つだったと「7年半、応援してくださった皆さんのおかげです」と感慨深い表情で語りました。22thシングルでは他に、だんさぶるや久しぶりに復活した難波鉄砲隊其之八のMVも収録される。NMB48(C)NMB48 画像 11/13
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ペンライトを黄色にしてほしい小嶋花梨、「NMB48メンバー、全員で大切に歌い継いでいる曲です!」と紹介して『三日月の背中』を。ファンとの一体感も盤石、キュートで楽しいステージを繰り広げた。
「NMB48は、10月9日(水)に9周年を迎えます。9年間、いろいろありましたが、メンバーやファンの皆さんのおかげで成長することができました。NMB48は大丈夫か?とよく聞かれますが、大丈夫です! 9年間の思いを胸にみんなで、10年目の扉を開きたいと思います」と小嶋、声に力を込めて『夢は逃げない』を。小嶋の「大丈夫」という思いを確信するパフォーマンスで盛り上げました。最後は「やっぱりこの曲」と『青春のラップタイム』で締めた。NMB48(C)NMB48 画像 13/13
Wアンコールは『NMB48』を。NMB48らしい、賑やかで明るい、パワフルなステージで駆け抜けた。そして卒業する川上礼奈、武井紗良、太田夢莉、久代梨奈がステージに残って挨拶。それぞれソロコンサートや卒業コンサートも決定、意気込みを語った。太田が「残された時間を大切に、1日1日、活動していきたい。最後までよろしくお願いします」と代表して決意を語り、9周年アニバーサリーの幕を閉じた。