昨年行われた「コカ・コーラ SUMMER STATION 音楽LIVE」にて 画像 2/4
昨年行われた「コカ・コーラ SUMMER STATION 音楽LIVE」にて。限界を超えるパフォーマンスに涙を見せた。 画像 3/4
筆者が北川の成長を一番に感じたのは昨年8月に六本木で開催された「コカ・コーラ SUMMER STATION 音楽LIVE」で行ったチームSのライブだ。熱気のこもるアリーナ。照明に照らされたステージの気温は上昇するばかりだった。そんな中、チームSは9曲連続のノンストップで楽曲を披露した。北川はセンターで気迫に満ちたパフォーマンスを魅せるが、MC中にこみ上げる想いに涙を浮かべた。しかし、会場から沸き起こった満場の「りょうはコール」に北川は「任せろ!」と再び笑顔を見せた。自身も限界のステージだったはずだが、北川の発した言葉に今までにないほどの頼もしさと力強さを感じた。
そこには「ポンコツ」と呼ばれていた頃の姿はなく、リーダーとして頼もしく成長した北川の姿があった。メンバーから、ファンから想われる事がリーダーに必要な素質ではないかと筆者は考える。かつてのチームSリーダー達がそうであったように、脈々と受け継がれてきたチームSのど根性と雑草魂、SKE48の根幹である汗にまみれても全力を出し切る姿勢を北川の姿に確かに感じた。
卒業を発表したこの日の公演でも、怪我した脚をテーピングで補い、一部出演という形ながらも前半の全体曲4曲をセンターで全力のパフォーマンスを見せた。
2013年11月7日から続いたブログの最後に北川はこう綴った。
「当時15歳になりたての綾巴から気づけば20歳になりました。あの日からの成長日記がここに残されてます。こうして形に残っていて嬉しいです。今でもたまーに見返すんです。懐かしいなーって。みんなもたまには見返して思い出してください。今日でアメブロを書くのが最後です。長い間 ありがとう。選抜メンバーとして約6年くらいかな?書き続ける事が出来てよかったです。たくさん たくさん ありがとう」。
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北川と過ごす最後の夏。叶う事なら北川ら6期生が目標にしていたZepp Nagoyaでの単独ライブが実現することを願いたい。





