3月に、2年ぶりのアルバム『SEVEN STAR』を手に、全国12か所13公演を行った夢みるアドレセンスのライブツアー「夢みるアドレセンス LIVE TOUR 2019 SEVEN STAR」。そのファイナル公演が、6月28日にTSUTAYA O-EASTで行われた。その日の模様をレポートする。
満員の観客たちが詰めかけた場内。ライブは最新アルバムより、今回のチアガール風衣装とも関連性を持った『LOVE ME IN THE USA』から幕を開けた。片手にポンポンを持った彼女たちが煽るたびに、フロアから飛び交う「USA」ならぬ「SHI!BU!YA!」の掛け声。テンションを一気にMAXまで導く開放的なポップチューンに誘われ、騒がずにいれない。軽快にステップを踏みながら歌う彼女たちに触発されたのか、フロアではカラフルなサイリウムの光が大きく揺れ続けていた。
上がったテンションをもっともっと高めていけよと煽るように、夢みるアドレセンスは『アイドルレース』を歌唱。メンバーらの刺激を受け、熱い声を張り上げる観客たち。このまま一緒に熱狂という世界へ飛び込み、泳ぎ続けようか。勢いは止まらない。続く『桜』でも彼女たちは、熱狂の花をフロア中に咲かせようと可愛く煽り続けていた。何時しかフロア中にカラフルなサイリウムの花が咲き乱れれば、メンバーたちも舞台上を走りながら熱を振りまいていた。
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切なくもロマンチックな香りを抱いた『ペーパームーン』では、胸の奥から込み上がる想いを、メンバーたちは歌声に乗せフロア中に届けてくれた。熱をアゲるステージングも夢みるアドレセンスの魅力だが、心に染み込む想いを歌いあげる6人の姿からも視線を逸らしたくはなかった。続く『プラスチックガール』でも、何処かアンニュイな雰囲気も忍ばせつつ、言葉のひと言ひと言へ気持ちを込めながら、6人はスペイシーなEDMナンバーに乗せ歌を届けてくれた。
これまでのしっとりムードを塗り変えるように、夢みるアドレセンスは胸をドキドキ疼かせるEDMチューン『リーダーシップ』を歌いだした。会場を熱いダンスフロアに変えた彼女たちは、セクシーさも滲ませなから、観客たちを甘く挑発し続けてゆく。
「みんなパリピッてた」「今日は花金か、踊り狂うしかないじゃん」という緩い会話もいい感じだ。MCでは、荻野可鈴がメンバーに英語で質問をし、その意味を答えるというクイズも実施。それぞれ勝手に解釈した答えをぶつけていたように、そこは真面目にふざけるからこそ楽しいわけですけどね(笑)。
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アラビアンな音色を幕開けに飛び出したのが、気持ちを華やかな音色で包みこむ『おしえてシュレディンガー』。メンバーらの歌と掛け合いしてゆく様も、登場。とても甘くラブリーなポップチューンのように、胸をくすぐるメロディアスな歌に触れていると、沸きたい衝動が産まれるのもわかる気がする。「みんなでフワフワ」の掛け声に、会場中の人たちも甘い声をぶつけていた。
歪んだギターの音を合図に飛び出したのが、『何処にでもいる、至って普通』。胸をくすぐる青春ポップチューンへ触発され、気持ちの高ぶりを抑えられなかった。ドキドキした想いを膨らませながら、その姿へ熱い視線を送り続けていたかった。