4月よりスタートしたアンジュルムのリーダー和田彩花の卒業コンサートも、6月18日(火)の日本武道館公演を持って千秋楽を迎えた。そう、この日が和田彩花のアンジュルムのメンバーとして最後の公演となった。「アンジュルム コンサートツアー 2019 春 ファイナル 『和田彩花卒業スペシャル 輪廻転生〜あるとき生まれた愛の提唱〜』」と題されたこの日のコンサートには、和田彩花の卒業を見届けようと、1万2千人もの観客たちが詰めかけた。
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『ハロプロ プレミアム アンジュルム コンサートツアー 2019春 ファイナ ル 和田彩花卒業スペシャル 輪廻転生 〜あるとき生まれた愛の提唱〜』 画像 2/10
赤いサイリウムの光に包まれた場内。ライブは、和田彩花を熱狂と共に送り出すよう『赤いイヤホン』から幕を開けた。力強く躍動する楽曲の上で、逞しい表情を浮かべ、12人は挑発するように歌いだす。とても凛々しいステージングだ。スタイリッシュでパワフル、その中から見える可愛らしさに胸のドキドキが止まらない。シンフォニックでドラマチックな楽曲に乗せ、アンジュルムは『愛さえあればなんにもいらない』を歌唱。沸き上がる情熱を歌声に託し、12人は力強く歌いかける。その声に、満員の観客たちが絶叫を返していた。力強さの中へ温かさを覚えるのも、彼女たちの心模様が滲み出ていたから?!
「武道館、盛り上がっていくよー!!」の声を合図に、弾けるように『出すぎた杭は打たれない』が飛び出した。力強く疾走する楽曲の上で、攻めるように歌声をぶつける彼女たち。その姿勢に触発され、気持ちが一気に滾りだす。この気持ち、舞台上へ返さずにいれない!!沸きだす情熱を一気に燃やすように、アンジェルムは『恋はアッチャアッチャ』を歌唱。エスニックでダンサブルな楽曲の上で、秘めた情熱を零すように歌う彼女たち。何時しか12人はセンターステージへ移動。熱々な気持ちをダイナミックなパフォーマンスと熱情した歌声を通し、満員の観客たちを挑発し続けていった。
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「今日でアンジュルムの第一章が完結します。今日からちは第二章のスタートにもなります」と語りだした和田彩花。その言葉を遮るように、スペシャルゲストとして矢島舞美が花束を持って登場。矢島舞美は、卒業する和田彩花に向って、手にした手紙を読み出した。