SKE48「SKE48 2期生特別公演コメンタリー」 画像 4/5
セットリストはチームKⅡ2nd『手をつなぎながら』公演より『マンゴーNo.2』、斉藤、内山がチームE時代に、高柳がNMB48 チームBⅡ兼任時に行っていた『逆上がり』公演より『逆上がり』へと続く。「楽しそう」、「元気やなー」と感慨深く映像を見守る2人。さらに斉藤の『ダンスメドレー』、アダルティに披露した内山の『飛べないアゲハチョウ』、高柳の『恋のお縄』へと楽曲は続き、それぞれのソロステージを展開。3人の個性が蔓延する中で披露した『心の端のソファー』で斉藤は「(衣装がバラバラで)ヤバい奴らの集まり」と笑い出した。
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本公演のメインといえばSKE48が今まで演じてきたアイドル度の高い3人ユニット曲のメドレーだろう。『天使のしっぽ』ではサビの振り付けを長年の経験で合わせた裏話を語り、ファンからの再演の熱望が高かった『ウィンブルドンへ連れて行って』では斉藤が「このラブリーメドレーをどうラブリーにするか悩んだけど『ウィンブルドンへ連れて行って』はすぐ決まったよね」とコメントし思い入れの強さを感じさせる。『フィンランド・ミラクル』は初めて踊ったという2人。内山はサビ中の振り付けを豪快な動きで再現し、新たな楽しみ方を示した。
『会いたかった』公演から立て続けに楽曲が披露されたブロックでは、『スカート、ひらり』について「靴や衣装もめちゃくちゃこだわった。やりたいものが10年の中でいっぱいあるから同じ衣装ではできなかった」という斉藤。当時は公演のアンコールで披露され、メインボーカルの7人以外は衣装を着る事ができなかった。内山は「デニムとTシャツ衣装で、『スカート、ひらり』なのにスカート履いてないから」と当時の葛藤を振り返った。『背中から抱きしめて』では内山が「めちゃくちゃ露出がしたい」と話した事を明かした斉藤。「アイドルは年齢を重ねていくと出せるところがなくなる。だけど、『お腹も足も全部出したい!』と言っていて、これは本気を出す時だと思って(自分も)頑張りました」と公演前の秘話を語った。
アンコールの『未来の扉』ではお馴染みのデニムとTシャツとの衣装で登場した3人。
内山は「『未来の扉』はアンコール1発目に歌わないとダメだよね」とすぐに歌うことを決めたという。斉藤も「(ステージへの)出てき方や場所とかこだわったね。振り付けの先生とも意図を話して直してもらったりして話し合いました」とこだわりを語った。
そして場面は内山の卒業発表のシーンへ。自らのコメントを前のめりで見守る内山。斉藤は当時を振り返りながら、「実はファンの方の中には3人とも卒業する雰囲気があったらしくて、どこか覚悟はしている部分はあったと思います」と話し、内山も「(発表が)内山命だったというだけで、もしかしたら真木子やったり明音かもしれなかったから・・・。アイドルはいついなくなるか分からないという儚さも楽しんでもらいたいなって思いました」と自らのアイドル論を展開した。
最後の楽曲『SKE48』のコメンタリーを終えて斉藤は「2期生の10周年をこの1、2年間意識する事があって、いよいよ来たなって思ってたら、(公演中は)終わってほしくないと思いました」と充実した時間を過ごしたことを明かした。さらに、内山は「何度も心が折れかけたけど、10周年まであと少しだから頑張らなという気持ちがあったから頑張ってこれた」と想いをコメントした。






