メンバーは劇場に移動しリハーサルは続く。『マツムラブ!』『誰かのせいにはしない』『少女は真夏に何をする?』とセットリストに沿って一曲ずつ振りや細かい動きを確認していく。松村と苦楽を共にした6期生にとっては、これが共演する最後のステージとなる。青木は「遂に最後が来てしまって寂しいです。ユニットを一緒にやらせてもらってたから」と本音をつぶやく。続けて「研究生の頃を思い出してがむしゃらに『SKE48』らしく頑張りたいと思います」と話す瞳は決意に溢れていた。
SKE48「アップカミング公演 〜THE END〜」 画像 4/7
そして、公演当日。メンバーはSKE48劇場で本番さながらの念入りなリハーサルを行った。リハーサル終わりには誕生日を迎えた福士奈央と、青木詩織へメンバーからサプライズケーキが贈られた様子も映像に収められた。
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公演前、松村は円陣でメンバーへ向けて「(出演メンバーに)6D1(6期生とドラフト1期生の総称)を選んだのはちゃんと理由があるので、これから頑張って欲しい。みんなが一番先頭に立って欲しいので、パフォーマンスで私のことを引っ張って。カッコイイ背中を見せてね」と言葉を掛ける。そして、松村の影アナから「アップカミング公演 〜THE END〜」はスタートした。
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終演後、ドラフト1期生の荒井優希は「同期全員と出た公演が今まで無かったので新鮮で楽しかったです」と感想を語る。松本慈子は「自分たちが研究生だったら、こんな感じのステージに立っていたんだろうなって思いました」とコメントを残した。
グループに加入後、すぐに正規メンバーとして活躍を始めたドラフト1期生は、当時、まだ研究生だった6期生と衝突する機会もあったという。
生い立ちは違えど、松村を中心に集った「6D1」は同じステージで、同じ公演で一つにまとまった。熊崎晴香は「香織さんが最後に『6D1で立ちたかった』って言ってくれて、この公演が楽しかったという思いと、新たに(SKE48)を引っ張っていかなきゃいけないという強い意志が現れました。これからも6期とドラフト1期生とSKE48を引っ張っていけるように頑張っていきたいので、これからも『6D1』の応援よろしくお願いします」と決意を込めた。
映像の最後には卒業した松村からのメッセージも収録。松村が最後に語った後輩たちに託した思いをぜひ聞いて欲しい。
【配信概要】
■配信日
2019年6月1日(土)0:00〜
「SKE48 アップカミング公演〜THE END〜ドキュメント」
2014年〜2015年に当時の研究生だけで行われたアップカミング公演の再演を2019年4月23日にSKE48劇場にて開催。公演サブタイトルの〜THE END〜にある通り、松村香織の卒業に合わせてアップカミング公演としてはこれで最後。当時公演の発案メンバーで、2019年5月2日で卒業した松村香織が最後に思い込めた、セットリスト、出演メンバーのリハから本番までのドキュメンタリー映像。








