「みんなの遊び場」をコンセプトに活動する10人組アイドルグループGANG PARADE(通称:ギャンパレ)が、2019年5月26日(日)、グループ最大規模となる東阪・野音ワンマン・ツアー〈CHALLENGE the LIMIT TOUR〉のファイナル公演を、東京・日比谷野外音楽堂にて開催した。
先週の大阪城野外音楽堂で9人体制最後のライブを行ったギャンパレは、本日の日比谷野外音楽堂ワンマンより同事務所のWAggから昇格した新メンバーのナルハワールドを迎えて10人体制でのスタートを切ることが発表されていた。10人体制お披露目のステージを見届けようと、約3000人を超える遊び人(※GANG PARADEファンの総称)が各地から駆けつけた。
定刻の18時になり、お馴染みのSEに乗ってステージに登場した9人は「私たちエンジョイプレイ、みんなの遊び場、GANG PARADEです」という挨拶をし、ヤママチミキのタイトルコールとともにメジャーデビューシングル「ブランニューパレード」でライブをスタート。POP時代から歌い継がれるポップでキャッチーな楽曲「pretty pretty good」、インディーズ時代ラストアルバム『LAST GANG PARADE』収録の「Jealousy Marionnette」と、新旧問わず幅広く楽曲を披露していった。
メンバー1人1人が自己紹介をすると、ハルナ・バッ・チーンが「宣誓! 我々、GANG PARADE一同は、この青空の下で今日を迎えられたこと、今日ここ日比谷野音に集まってくださったみなさんに感謝し、この10人で最高の遊び場を作ることをここに誓います。遊び人のみなさん、準備はいいですか? いいですか? いいですかーーー?」と客席を盛り上げ、ギャンパレの前身グループPOP時代のシングル曲「Happy Lucky Kirakira Lucky 」へ。ココ・パーティン・ココが「今日はギャンパレがみんなを世界で1番幸せにするぞー!」と叫び「QUEEN OF POP」へ、そして「3rd FLOOR BOYFRIEND」では〈子猫ちゃん〉という歌詞に続けて遊び人が「にゃー」と叫ぶなど会場は一体感を見せた。チアリーディング風な掛け声も印象的な「Are you kidding?」、カミヤサキがBiSへレンタルトレードしていた時期にリリースされた「Beyond the Mountain」をパフォーマンスすると、ギャンパレ名物ともいえるコントへ。
月ノウサギの感動的な内容であろうMCをさえぎり、ユイ・ガ・ドクソンが「人気ほしいなー」と割り込むと、同期のココとテラシマユウカも加勢。それに対し、キャン・GP・マイカが月ノの人気があるのはパンストを被ったからだと力説。そのやりとりに見かねた新メンバーのナルハがパンストを奪い投げ捨てようとすると、マネージャーの辻山が登場し「ナルハさんは、真のGANG PARADEになりたいですか? こちらをおかぶりください」とパンストをかぶる流れへ。そして「WE ARE the IDOL」をパンストを被りながら歌いきったナルハは、パンストを脱ぎ捨て「ギャンパレになったぞー」と叫び、シングル楽曲「BREAKING THE ROAD」へ。「Dreamer」を披露すると、「日比谷野音のみなさーん、これがGANG PARADEだーー!」とカミヤが叫び「GANG PARADE」を、そして「FOUL」では「BODY & 10 SOUL」と遊び人とともに大きなコールが起こった。
