ニューアルバムに収録された新曲の初披露を数多く含むセットリストに「めっちゃ緊張した」と語った5人は、最後のブロックで、誰よりも輝きたいという願いを込めたギターロック「疾風」をパワフルに爽やかに歌い上げ、メンバーの彩木が作詞したEDMナンバー「SuperSpark」では、満天の星空をバックに一番星になると宣言。最後に再びダンサーを呼び込み、会場が一体となって大きな虹を描く「RAINBOW 〜私は私やねんから〜」で本編の幕は閉じた。
アンコールではツアーTシャツにデニムのミニスカートをはき、うちわやトートバックなどのツアーグッズを持ってステージに上がり、結成時から人気の自己紹介ソングでCMJKがこのツアーのためにリミックスした「絶唱!なにわで生まれた少女たち」や彼女たちの原点の曲である「オーバー・ザ・たこやきレインボー」、堀が「私たちに会いに大阪に来てくださいという思いを込めました」と語った「たのしかしまし大阪 〜おいでやす〜」とインディーズ時代からの人気曲を笑顔と元気溢れるパフォーマンスで披露。ここで、無料ファンクラブ会員が参加できる定期イベント「たこ虹セブン放課後ナイト」が初めて東京で開催することをアナウンスすると、場内からは歓喜の声と大きな拍手が沸き起こった。
最後に清井咲希が「平成から令和に変わるという、人生に一度あるかないかの期間に私たちと一緒に過ごしてくれてありがとうございます」と感謝の気持ちを伝え、「私たちのライブを見に来てくれる虹家族さんがいる限りは、私たちはずっとこのステージに立ち続けたいなと思います。ツアーは今日で終わりますが、私たちの航海はまだまだ続きます。最終目標である甲子園球場でのワンマンライブに行くには皆さんの力が必要です。これからも私たち、5人を信じて、一緒に進んでいってほしいなと思います」と新たな決意を表明。そしてラストに「私たちの気持ちを聞いてください」と語り、ドランクドラゴンの塚地武雅が初めて作詞を手がけたピアノバラード「あなたとの約束」を観客一人一人の心に届けるように丁寧に歌い、鳴り止まない大きな拍手の中で東阪Zepp4 DAYSツアーは大団円を迎えた。
