本年、結成10周年イヤーを迎えてアルバム2枚、ドラマ主演、初のフェス開催など話題沸騰中の私立恵比寿中学(略称:エビ中)が5月2日(木)に「私立恵比寿中学ライブハウスツアー2019〜Listen to the MUSiC〜」の大阪公演をZepp Nambaで開催した。
令和改号初となる本ライヴでは冒頭から「令和一発目!みんな声出していくよ〜!」とメンバーの星名美怜の掛け声とともにカウントダウンでスタート。
3月14日に発売された5th full Album『MUSiC』の楽曲を中心に会場のボルテージが高まる中、
小林歌穂の「まだまだ進化するエビ中が全力でぶつかる“MUSiC”、エビ中令和時代の幕開けの曲をどこよりも早く聴いてください」とアナウンスすると6月5日発売の最新シングル「トレンディーガール」を初披露。
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同楽曲はエビ中が主演をつとめる連続TVドラマ『神ちゅーんず ~鳴らせ!DTM女子~』の主題歌で、劇中歌を含む音楽プロデュースを川谷絵音(ゲスの極み乙女。)が手がけていることも話題になっているがフルサイズの公開に先駆けてドラマのテーマにシンクロするDTM(デスクトップミュージック)とバンドスタイルの有機的なハイブリッドサウンドでファンを魅了した。
熱量冷めやらぬまま本編が終了、アンコールを待つ声がいつもより長く続く中、突如誰もが耳にした「令和」を宣言するナレーションが鳴り響き、会場が徐々にざわつきから大歓声に変わっていく。
すると、メンバーは2013年にリリースした3rd Single「梅」を今回のために復刻した衣装で突如パフォーマンス。
「万葉集」に書かれた梅花の歌が令和の由来となったことで、新元号発表から話題となった一曲。
安倍晋三首相が「厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる」と語ったことがグループの歩んできた道のりをうたう歌詞の世界観と完全にシンクロしている。
