ライブが中盤に入ると、つんく♂サウンドプロデュース楽曲の「かかって来なさい」、ハードなダンスチューン「エンジェル演じて20年」、明るさ全開の「Sun!×3」、グループの代表曲のひとつ「二の足Dancing」などを6曲連続でパフォーマンス。様々な音楽スタイルで、観客を思いっきり楽しませた。
MCコーナーでコメントを求められた新メンバーの新倉愛海は「2ヶ月くらい前はステージの下で見たり聴いたりしていた曲たちを、新メンバーになって、今この9人で歌って踊ってみなさんに見ていただけてるのがほんとにほんとに幸せです。この勢いでアプガ(2)が暑い夏に突入できるように、私たちはまだまだアップアップしていきます。みなさん、もっともっとアプガ(2)について来てくれますか!」と思いの丈を口にし、観客も大歓声で応えた。そして、9人体制でリリースした最新シングルのつんく♂サウンドプロデュース楽曲第3弾「We are Winner!」をドラマチックに披露してライブ本編は終了。
熱烈なアンコールに応えて再びステージに戻ったアプガ(2)は、黄昏感のある「スクール・ポーカー・ライフ」を歌唱し会場を温かい空気に包んだ。
充実度の高いライブの感想を、新メンバーの森永新菜が語っていく。「新メンバーになって初のフルライブ出演なんですけど、今日までかっこいい曲からかわいい曲までたくさんの曲を覚えてきました。とっても大変でしたけど、新しいアプガ(2)の姿が見せられたんじゃないかなと思ってます。そして、平成のギリッギリまでみなさんと目を合わせて公演ができたのが楽しかったです」と、今持っている自分の力を出し切れたライブであったことを口にした。
そして高萩は、「今日はツアーのプレ公演ですが、なんと私たちにとって初めてチケットがソールドアウトになったんです。今までいっぱいライブをしてきたんですが、ソールドアウトになる喜びを今まで味わえなかったんです。やっとここに来てソールドアウトになって、うれしいって心の底から思いました。私たち、今度のツアーは全公演ソールドアウトを目標に立てたんです。今日このプレ公演を見て、ツアー初日行きたいなと思ってもらえたらうれしいし、その次のライブも見たいと思ってもらいたいんです。それをつなげて、ツアーファイナルの7月28日の新宿ReNYも絶対に満員にしたいです。みなさんついてきてくれますか!」と熱い気持ちを声にした。さらに「私たち令和で一番初めにブレイクするアイドルを目指したいと思います! 令和のいいスタートを切って、ツアーを成功させて、夏を盛り上げていきます!」と声をあげ、平成最後につんく♂サウンドプロデュース楽曲第1弾「全部青春!」を歌唱。ノリのいいロックチューンで、メンバーも観客も踊りまくる。最後の掛け声は会場全体で“令和!令和!”と叫んでフィニッシュ。
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最後の締めで橋村理子が「6月2日からの9人での初のライブツアーでは、タイトル通り、9人のメンバーとみなさんとで“アオイハル”をライブを通して作っていきたいです。そして、アプガ(2)の夏“アツイナツ”につながるツアーにしたいと思ってます!」と語り、会場の一体感をしっかりと作り上げてライブは幕を閉じた。
9人体制となって約2ヶ月という短期間ながら、見事なステージングを見せたアプガ(2)。楽しく熱いグループの個性は、ここからさらにスケールアップしていくこと間違いなし。6月からのライブツアーも実に楽しみ。令和最初の暑い夏に向けてスピードを上げていくアプガ(2)の動向に注目だ。
