2019.04.30 公開
最後に歌ったのが、HKT48流の卒業ソング『桜、みんなで食べた』。これまでに積み重ねた様々な思い出を全部胸の内に抱きしめ、悲しみではなく、笑顔で指原莉乃は旅立ちの想いを歌に乗せ届けてくれた。歌いながら、左右に分かれたメンバーたちの間をゆっくりと通り、彼女はエレベーターへ。「わたし、この景色を一生忘れません、みんなのことが大好きです」。そう言葉を投げかけ、指原を乗せたエレベーターが、たくさんの花火へ導かれ、舞台頭上に輝く大きな冠へと吸い込まれていく。最後に冠の中央の王冠を指原が彩る形を成しながら、指原は11年間のアイドル人生を卒業した。
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