2019.04.30 公開
最後の約束です。みんなが将来、指原莉乃を応援していたと言っても恥ずかしくない人間でいます。だからみんなも幸せでいてくたさい。わたしは11年間本当に幸せでした。アイドルになったことを後悔した日は一度もありません。わたしはアイドルという仕事が大好きでした。みんなのことも大好きです。本当にありがとう」
その想いを受け、彼女の卒業を記念して作られた『いつだってそばにいる』が披露される。指原へ寄り添うように、ステージ上に現れたHKT48のメンバーたち。誰もが涙声のまま『いつだってそばにいる』を歌っていた。指原莉乃へ寄り添いながら歌うHKT48のメンバーたちの姿に、何より、優しい表情でメンバーたち一人ひとりと想いを交わしあう指原の姿へ、ついもらい涙していた。
「わたしもみんなも次のステップに踏みだしましょう」。指原の言葉に続き、たくさんのゲストたちをステージヘ迎え、披露したのが『ジワるDAYS』。序盤で披露としたときとは違う、歌詞のひと言ひと言へ込めた想いが、胸を揺さぶってくれた。でも同時に、仲間たちと一緒に笑顔で歌う指原の姿を観ながら、彼女と一緒に新しい一歩を踏みだす気持ちも、改めて心の中でジワりと感じていた。
最後まで心はアイドルで居続けることを宣言するように、ふたたび指原は『私だってアイドル!』を歌唱。花道中を埋めつくしたアイドルたちの姿へ触れながら、指原を筆頭に、舞台にいる一人ひとりがずっとこれからもアイドルで居続けて欲しいと願う気持ちも生まれていた。
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