4月28日(日)、HKT48の指原莉乃の卒業コンサート『~さよなら、指原莉乃~』が神奈川・横浜スタジアムにて開催された。コンサート後に、指原は報道陣向けの会見に出席。壮大なスケールで開催された卒業コンサートの振り返りから、サプライズで発表された新公演の進捗について。さらに、昨今48グループを取り巻く現状についても切り込んだ。
――今日の卒業コンサート、終わってしまいましたが如何でしたか?
指原莉乃:本当にあっと言う間で、3時間半近くずっと出ずっぱりだったんですけど。ホントに一瞬一瞬の記憶が脳裏に焼きついて、今も離れないくらい。でも、すごくあっと言う間に感じれるほど、初めての経験というか、こんな風になるんだなとすごくビックリしました。
――アイドルとしては今日でお終い。アイドル人生を振り返ってみて如何ですか?
指原莉乃:元気がない日やつらいこともあった日もありましたけど、ホント全部記憶から消して、この11年間ひっくるめて、すっごく楽しかったなと今は胸を張って言えます。
――これから指原さんは、どういう活動をしていきたいのでしょうか?
指原莉乃:どうしましょうね。今までも卒業発表をしてから、お仕事のたびに「これからどうするんですか?」と聞かれて、前田さんや優子ちゃんだったら「女優さん」とか、まゆゆもそうだし。みんなあったんですけど。わたし、ホントになくって。今まで通り、いただいたお仕事を一生懸命するって感じかなと思います。
――それでも、アイドルはやらない。
指原莉乃:はい。今日観てもらえればわかるように、歌がすごく苦手なんで。今日でやり尽くしたなと思います。イベントやファンクラブなどちっちゃいところでは歌うことがあると思うんですけど。バーンという感じで歌うことは、もう無いと思います。
――ライブで内田裕也さんが天国から降臨されました。
指原莉乃:そもそも裕也さんが亡くなったときに、卒業コンサートの前だったこともあって、気持ちを込めて1曲歌いたいなと思っていたので元々歌うことは決まっていたんですが。やっぱり、裕也さんも相方がいたほうが嬉しいんじゃなんいなと思ったときに、裕也の変わりが出来る人っていないぞと思って考えたんですけど。「松本(人志)さんしかいなくない?」ということになって。松本さんには、番組収録のときにノリで話をしたんですけど。そのときは「行けたら、パチンコの営業と迷う」みたいな話をしてたんですけど。その後、いろんな人に「マジに出てくださいと言ってもいいんですかね?」と相談をしたら、「いいんじゃない」「バカな振りして聞いてみれば」と言ってもらえたことから事務所を通しでお願いをしたら、こころよくOKをしてくださいました。きっと裕也さんのこともあってだと思うんですけど、そういう経緯で決まりました。