井上の手紙を受けて松井は、8期生オーディションに参加した事を回想し、
「歌の審査の時でも踊っていて、アイドルになりたい、アイドルが好きなんだっていうのをすごく感じました。改めて合格してメンバーになってくれて良かったなって思います」と先輩として、同じチームSのチームメイトとして言葉を贈った。
めちゃんこSKEEEEEEEEEE!! 最終回 場面写真 画像 3/3
3人目は先日グループから卒業を発表した内山命。
2期生として加入し、今年の3月で同期の高柳明音、斉藤真木子と共にデビュー10周年を迎えた。「普段あんまり語ることのない気持ちをまとめてきました」という内山。選抜経験も一度もなく、人気もある方ではない。そんな自分に対して諦めを覚え卒業を考えていた頃に「私はまだSKE48として何も結果を残していない。やりたい事やこうなりたい気持ちがあるのに『どうせ私なんか』と思っている事に気付いてしまいました」と今までの活動を振り返ったという。自分の本当の気持ちについて考え、変わる決意をしたことを明かし、「自分は2期生だから後輩を育てなきゃいけないと思っていたけど、自分で自分を尊敬してあげなきゃ誰も付いてこないと気付けました」と自身についてそう述べた。
そんな中で挑んだ2017年の「第9回選抜総選挙」では惜しくも81位でランクインを逃した。「悔しい。来年は絶対にランクインしてみせる!」。その挫折が強い決心を内山に与え昨年の「第10回世界選抜総選挙」では10年越しで初ランクイン。「正直震えました。本気でやっている人は夢を叶えられる。欲しくてたまらなかった順位入りのトロフィーを見て感じました」と42位でランクインした当時を振り返った。
そして、内山は後輩メンバー達へ最後の想いを手紙に綴った。
内山が託したメンバーへの願いは、ぜひ番組を視聴して実際に聞いてほしい。
手紙を読み終えた内山に高柳は「今まで出してないものを出そうと思えた勇気も、この手紙の中に詰まってるのかなって思いました」と同期だからこその視点で感想を述べた。
全10回に渡って配信された 『めちゃんこSKEEEEEEEEEE!!』。SKE48が歩んだ10年を振り返りながら、さまざまな企画でメンバーたちの普段見られない本気のリアクションからドッキリ、そして感動の場面までさまざまな形で楽しませてくれた。11年目を駆け抜け、SKE48が最も盛り上がる夏に向かって、グループをフューチャーする番組の配信に今後も期待したいと思う。




