2月5日(火)、SKE48の松村香織が卒業コンサートを地元・埼玉の大宮ソニックシティで開催した。昼と夜の2公演が行われ、夜の部は「SKE48松村香織 卒業コンサート〜これで終わると思うなよ?〜」が開催された。昨年9月のリクアワで卒業発表してから約5か月。卒業撤回の可能性もあったがいよいよ卒業コンサートの日を迎えた。
(ここではライブの後半部分をレポートします)
ライブの後半戦は『前のめり』からスタート。立て続けに披露した『夏よ、急げ!』『コケティッシュ渋滞中』を終えて須田亜香里は客席へ訴えかける。「かおたんだからって何でもできる訳じゃない。普通の女の子で傷つくこともあるし、涙を流すこともあるし、キャバクラ時代のプライドもあってSKE48に入って思うようにいかなかったこともあると思う」と話す。続けて「ダンスが下手で歌が上手じゃなくても、夢を見続けて同期の中で唯一卒業コンサートを開いてもらったメンバーになりました。自分には越えられないことがあっても、諦めなければできると思ってもらえる存在であってほしいと思います」と唯一の同期として言葉を贈った。
コンサート最後の楽曲は『ぐぐたすの空』。松村は「この曲は私のSKE48の、48グループの全てです。この曲に選ばれたからもっと頑張ろうと、辞めずに過ごせました」と楽曲に込めた想いを語った。
アンコールではファンの有志によるサイリウム企画が発動。大宮ソニックシティのホールを松村の推しサイリウムのカラーである「赤・緑・白」の色で染め上げた。卒業ドレスに身を包んだ松村はソロ曲『ありがとうは言いたくない』を、メンバー、ファンに見守られて披露した。
松村は「地元埼玉で2公演もやらせて頂き嬉しく思っています。ぐぐたすが始まる前までは掲示板を見て書き込みをしていた私が、ここまで来られたなんて想像できません。ステージに立てているのもファンのみなさんのおかげです。私のことをちょっとでも好きでいてくれた方に今日のこの姿を見てもらえたら嬉しいです」とファンへ向けて語った。そして、松村の最終活動日が4月末になることも合わせて発表された。