客席からは満場の「研究生MIX」と「かおたん」コールがホールに轟き、ひな壇の９期研究生も一緒に5人のパフォーマンスを盛り上げた。

順位は次々と発表され24位の『バンジー宣言』にはオリジナルメンバーの内山命、斎藤真木子、須田亜香里がステージを縦横無尽に動いて楽曲を熱唱。22位の『野蛮な求愛』では斎藤真木子、山内鈴蘭をはじめとしたダンスを得意とするメンバーが、激しいパフォーマンスで会場を席巻する。そして、20位に『スルー・ザ・ナイト』がランクイン。シースルーの“ご褒美衣装”で山内鈴蘭は水を得た魚のように溢れるフェロモンで魅了した。MCではメンバーに選ばれるのが念願だったという佐藤佳穂。出演が寝耳に水だったという仲村和泉は「香織さんが『出せる？』って聞いてきて、衝撃的すぎて。グラビアもやっているので、期待を裏入らないように頑張りました」と話し、会場の笑いを誘った。

ランキングが進むにつれ松村の要素が随所に散りばめられ、17位の『猫の尻尾がピンと立ってるように･･･ feat. Bose (スチャダラパー) 』では、曲中のラップパートを担当し、歌唱するチームSよりも目立つ動きで、松井珠理奈や北川綾巴は笑いを堪えるのに必死の様子だった。続く13位の『ハロウィン・ナイト』では高柳明音と一緒に9期研究生を引き連れパフォーマンス。そして、11位には欅坂46の『不協和音』がランクイン。意外な選曲に驚きつつも、オリジナルがストイックなパフォーマンスならば、SKE48が披露する『不協和音』はさらに泥臭さがにじみ出て、他グループの楽曲を自分のものにするという気迫が伝わって来る。センターに立った小畑優奈は「僕は嫌だ！」と絶叫をホールに響かせ観客を圧倒した。

ランキング6位には『初日』がランクイン。歌唱前に「松村は６期生集合！」とステージに6期生を呼び込み円陣を組む。青木詩織は「香織さん、6期生を育ててくれてありがとう」と言葉をかけ、鎌田菜月は「次は6期生がSKE48を引っ張っていきます！」と宣言し、北野瑠華は「本当に6年間ありがとうございました！」と感謝の言葉をかけた。松村は贈られた言葉に涙を流しながらもメンバーと楽曲を披露。パフォーマンスを終え、涙の奥に見せた笑顔に拍手が起こった。

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続く『恋よりもDream』では歌唱後に須田亜香里から「私たち3人で舞台やドラマまでやらせてもらって、番組のMCをしたら『SKEはブスが推されるグループ』だって言われて。でも3人でいたから乗り越えられた」と涙を流しながら松村へ言葉をかける。谷真理佳も「この2人に出会えてよかったです。本当は卒業しないでほしい」と訴えた。松村は「3人でユニットができて私は幸せです。個性が強いメンバーでユニットをできたのは嬉しい。2人がいなかったらこの立ち位置にはなれなかった。支えてもらってすごくありがたいなって思ってます」と2人に向けて気持ちを伝えた。

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