2018.10.18 公開
他にもトーク場面でメンバーが着ている衣装について、茅野氏がギミックや裏話を交えて語った。また、なかなかお目にかかれない劇場での早着替えの仕組みについて、例えば、須田の着ている衣装は『制服の芽』公演の4曲目『制服の芽』でジャケットを脱ぐ振り付けがあるが、「ジャケットを脱ぐと左右でシャツの長さが違うんですよ。普通に羽織ると右側の裾が出ちゃうんですけど、これを隠して収納するために裏で隠すボタンがあるんです!」と須田は実演を交えて解説。普段聞くことができない話にファンは耳を傾けた。
SKE48の全メンバーがそれぞれの見せ方で完成した衣装本。メンバーの汗や涙と共に10年という月日を鮮やかに彩ってきた衣装たち。メンバーの中に、スタッフの中に、そしてファンの中に思い出の一着も必ずあることだろう。卒業生の多いSKE48ではあるが、若手メンバーが加入前のシングル曲の衣装を着ていたり、好きな衣装に昔の公演曲の衣装をあげていたりと読めば読むほど奥が深い。
あの日、あの頃、推していたメンバーの面影も感じることのできるこの衣装本。SKE48に少しでも興味のある人にはオススメの一冊だ。ぜひ一度、手にとって一読してみてはいかがだろうか?
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