2018.10.06 公開
10月6日(土)、神奈川・大磯ロングビーチで開催された「〜ヤングチャンピオン創刊30周年記念〜 OISOアイドルビーチ2018」に瀬戸内を拠点に活躍するアイドルグループ・STU48が出演した。
瀬戸内の風を運ぶように、STU48のライブは『STU参上』からスタート。その風には爽やかさだけではなく、滾る力が漲っていた「我らがSTU」、その言葉へ呼応するように、場内からも熱い声が次々飛び交う。そして…。
躍動的な演奏に乗せ、『STU48』が響きだした。風光明媚な瀬戸内の風景を形作ったのは、風雨にさらされながらも逞しく根を張り続けた大地の力。まさに、その想いと似た力強さを、STU48は歌とダイナミックなパフォーマンスに乗せ伝えてきた。フロアー中から上がる声にも、どんどん熱か加わる。何より、メンバー自身のの笑顔に、確かな自信が漲ってゆく。
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故郷の風景を思い返すように、あの頃の青春の輝きを懐かしむようにSTU48が届けたのは『瀬戸内の声』。美しく、たおやかに響く音色の上で、彼女たちは暖かい声を優しく染み渡らせる。その歌声は、胸にジンと滲み、広がってゆく。歌が進むほど、心に秘めたスクリーンには忘れたくない思い出の風景が次々と映し出されていた。なんて、気持ちを潤す素敵な歌だろう。その想いを、軽やかな風に乗せ解き放つように歌ったのが『思い出せてよかった』。熱を上げて騒ぐのもライブだが、やはりSTU48には、美しくドラマチックな楽曲がとても良く似合う。
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ザクザクとしたギターサウンドを合図に、鼓動が次第に早鐘を打ち出した。サビへ向かって少しずつ熱を上げるように、STU48は『ペダルと車輪と来た道と』を歌いだした。漕ぐペダル(感情)へ力が増すほどに躍動する歌。サビでは一気に気持ちの速度を上げながら。溜め込んでいた想いを開放するように、彼女たちは大空へ向かってその声を響かせていた。
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