2018.10.05 公開
SKE48が辿り着いた10年の軌跡。まもなく開催「10周年記念特別公演」に寄せて

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SKE48の5周年のスタートは、小木曽汐莉や桑原みずきら9名の卒業発表から幕を開けた。4月に日本ガイシホールで行なわれたコンサート「変わらないこと。ずっと仲間なこと」では卒業セレモニーが行なわれ、また、SKE48としては初の「組閣」(チームの再編)も実施されることが決定した。

 

SKE48とは何か?
推す理由はどこにあるのか?

SKE48に関わる全ての人にその疑問が重く突きつけられた。


再編されリスタートを切ることになったSKE48の目標にナゴヤドームでのライブがあった。それが実現したのは2014年2月1日(土)のことだった。『SKE党決起集会。「箱で推せ!」』と銘打ったコンサートツアーは、2013年10月の神戸ワールド記念ホールを皮切りに、横浜アリーナ、ナゴヤドームと3会場で6公演を開催。
ナゴヤドームの初日、1曲目に披露された1期生による『神々の領域』は、この場所に辿り着いた7名のメンバーで披露され、寄り添いながら歌い涙する姿に心を打たれたファンも多いはずだ。グループカラーのオレンジ色に染まったナゴヤドームの光景は今や伝説となった。


こうしてグループの目標を叶えたSKE48は、次のステージへの準備と、目標の再設定に時間を置くことになる。

その間にも卒業を発表するメンバーは多く、将来のセンターを期待された若手メンバーたちも卒業の道を選んだ。アイドルというのは人生の中では一時の時間の内に過ぎない。アイドルを卒業するという選択は決して悪いことではない。その選択を選んだメンバーたちの決意に敬意を表したい。


冠番組の終了、48グループを巻き込んだ「大組閣」、松井玲奈の卒業コンサート。

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