2016年のステージでは、各チームの新公演が始まったことから、チームSは『重ねた足跡』公演より『チームS推し』、チームKⅡは『0start』公演より『夢の鐘』、チームEは『SKEフェスティバル』公演より『SKEフェスティバル』をそれぞれ披露。
ファンからの支持も熱いユニット「ネクストポジション」は『窓際LOVER』を熱唱。今日は久しぶりに名古屋での披露となった。たとえ5人になっても歌い継ぐ姿に、メンバーへの全力のコールが注がれた。
2015年を振り返った楽曲には『コケティッシュ渋滞中』『前のめり』といった楽曲が披露される。また、ユニットシングルという初の試みで誕生したユニット「ラブ・クレッシェンド」は『コップの中の木漏れ日』を、「デッドストックダイヤモンド」は『平民出馬宣言』を歌いながら、松村香織、斉藤真木子、谷真理佳、山内鈴蘭の4人が客席でビラを配りながら練り歩いた。
MCでは、ドキュメンタリー映画から舞台「AKB49〜恋愛禁止条例〜 」、そして松井玲奈の卒業コンサートを振り返る。「もう3年前?」と松井玲奈が卒業してから経ったことに驚くメンバー。高柳が「3年経って朝ドラやってるからね」と発言すると、客席からは拍手が起こった。この年は7期生のオーディションや、「第2回AKB48グループ ドラフト会議」も行われていた。ドラフト2期生として加入した水野愛理に対して古畑は「愛理が来たときあんな暴言吐く子だとは思わなかった」と話し、大場美奈も水野が指名される様子のVTRを観て「チームKⅡって決まったとき一瞬嫌な顔したよね」と追求。対して水野は「あれは指名される事が嬉しいからどこでもいいやって思ってたんですよ。そしたら、AKB48 チームKって呼ばれてニコニコ笑顔ですよ。それで、チームKⅡって呼ばれて、これはどんな表情をすればいいだと、演技してる画です」と言って一同を驚かせた。「KⅡ来れて嬉しいです、すごく」と水野は言うが大場から「ホントかよ!?」と疑われた。
本公演で扱う最後の年、2014年は9月16日(土)に開催した「SKE48 リクエストアワー」で卒業発表した松村香織のソロ曲『マツムラブ!』を披露。「あと何回できるか分からないけど、みなさん松村のこと見ていてください」と曲中で想いを伝えると、満場の「かおたんコール」が劇場を揺らした。「まだ辞めないからね!ヨロシク!」と去っていった松村。このまま卒業か、前代未聞の撤回となるのか。松村の動向から目が離せない。『未来とは?』では、井上瑠夏がセンターに立ち、斉藤真木子が後輩メンバーを磨き抜かれたダンスパフォーマンスでしっかりと束ねていく。
SKE48 10周年記念特別公演(前編)©AKS 画像 13/15
本編最後のMCで須田は「劇場でのデビューはSKE48としてデビューしたみんなが共通してやってることだと思います。出演する度にどうやって成長を見せようか、どうやったらアピールできるだろうかとか、本当にこのSKE48劇場があるからこそ、私たちは日々向上心を持って、もっともっと頑張ろうって気持ちをここで与えられているんじゃないかなと思います。(公演を)ワクワクして待って下さるの方だったり、時間をかけて来てくれたりとか、ファンのみなさんを喜ばせるために、日々私たちはここで頑張らせてもらってます。今日、みなさんと一緒に過ごせたことを嬉しく思います」とあいさつし、出演メンバー全員で『不器用太陽』を想いを込めて歌い上げた。
アンコールでは、『12月のカンガルー』を熊崎と北川綾巴のWセンターで歌い、『I love AICHI』ではメンバー全員が客席へ降り、ファンと視線を交わして束の間の交流を楽しんだ。
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