配信終盤では、かつて9nineメンバーが選考されたオーディション会場となり、結成後もイベントや打ち合わせなどを行っていた、ソニーミュージックスタジオの跡地である乃木坂を訪れると、そこでスタッフから一枚の手紙が差し出された。そして、誰からの手紙か分からぬまま、メンバーの西脇彩華が代表して読み始めた。手紙には、「歴史を引き継いで、9nineを続けてくれた」ことへの感謝や、今でも「(9nineの曲を)たまに歌いたくってカラオケで歌う」こと、「次のライブにこっそり見に行く」ことなどが記されていた。
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最後まで読み終わったところで、差し出し主が、かつて9nineメンバーとして共に活動していた川島海荷だと分かると、メンバーは目に涙を浮かべながら、感慨深い口調でかつての葛藤やグループへの想いを口々に語った。9nineから川島海荷が脱退してから約二年、今回が事実上初めての現メンバーとの絡みとなったことで、視聴者からも驚きと喜びのコメントが多数集まった。
その後、日頃リハーサルなどを行っているスタジオを訪れると、そこに待ち受けていたのは同じ事務所で後輩のアイドルグループ・ベイビーレイズJAPAN。
ベイビーレイズJAPANは、今年9月24日に解散することが発表されており、その前日23日の前夜祭には9nineも出演する予定だ。
かつて放送していたテレビ番組「浅草ベビ9」などで共演するなど、親交の深い両グループは、過去の思い出話に花を咲かせると、9月にライブを控える者同士、互いにライブ成功へのエールを送り合った。
こうして9nineの日の9時間生配信は無事に幕を閉じた。
9nineは、9月16日(日)にZepp TOKYOで開催する「9nine one man live 2018 ~Thank you Fan9~」を控えている。今回の生配信でメンバー自身が過去の活動やその奇跡を辿ったことで、より一層深みの増したライブになることだろう。
三連休の二日目となる9月16日は、是非ZeppTOKYOに足を運んでみてはいかがだろうか。
