フルマラソン化から 10 周年という大きな節目を迎えた市民参加型のフルマラソン大会「横浜マラソン 2025」(主催・横浜マラソン組織委員会)が、10 月 26 日(日)に開催。「する」「みる」「ささえる」全ての人が楽しめる会場のにぎわい日本一大会を目指してさまざまな取り組みを行った。
【写真】豪華ゲストと盛り上げた横浜マラソン 2025(7枚)
今大会の申込者数は、全種目合計で 43,720 人、うちフルマラソンが 27,507 人となり、全体として昨年より約 9 千人多いお申込みをいただき、全国&海外からから集まったランナーは約 29,200 名。当日はあいにくの前ながらも完走率は全体で 95.7%と高い結果となった。
「フルマラソン」「ペアリレー」「みなとみらい 7 ㎞ラン」スタート式には、横浜マラソン組織委員会・会長の山口宏さん、大会組織委員会・名誉会長を務める山中竹春横浜市長、大会組織委員会・名誉顧問の黒岩祐治神奈川県知事をはじめ、大会応援ゲストの谷原章介さん、アレックス・ラミレスさん(元プロ野球選手・元横浜 DeNA ベイスターズ監督)、EXILE MAKIDAI(パフォーマー)、髙橋優斗さん(横浜バニラ株式会社代表取締役社長 CEO)、八田秀雄さん(運動生理学者、前東京大学教授)、尾藤朋美さん(ウルトラランナー/世界記録保持者)、山﨑勇喜さん(元競歩選手/オリンピアン)、信櫻空さん(横浜出身の現役プロランナー)と、豪華応援ゲストがズラリ。雨の中スタートを切るランナーたちに大きな声援を送って励ましていた。
そして、フルマラソン化 10 周年を記念し新設された、ハーフマラソン相当の「湾岸ハイウェイラン」((約 20.5km)では、同コースに出走する高城れに(横浜魅力発信アンバサダーももいろクローバーZ)が記念すべき初スタートフラッグを担当。「よーいドン!」と元気な掛け声でランナーたちを送り出すと、自身も最後尾から出走。1 時間 54 分 30 秒という好タイムを叩き出した。
完走後、フィニッシュエリアで行われたステージに登壇した高城は「最初は雨が不安だったんですけど、強い雨になることはなかったので天候には恵まれたかなって思います。寒いのは大丈夫です!マラソンをやるようになってから基礎代謝が上がったというか、寒がりじゃなくなりました。以前は冬よりも夏の方が大好きだったんですけど、だんだん変わってきましたね」と天候に触れつつ、「マラソンを始めて 1 年ちょっとくらい経つんですけど、マラソンを始める前から『横浜マラソン』に出たいなって気持ちがありました。なので、今回出場できてすごくうれしかったです。しかも今回が初となる『湾岸ハイウェイラン』に出られたのもうれしかったですね。普段は絶対に車でしか行けない高速道路を走れるというのは新鮮でした。工場地帯や横浜ならではの海の景色だったり、すごく眺めが良かったです」と「横浜マラソン」出場が念願だったと明かした。
横浜については「ソロで横浜の魅力を歌う「レニー来航!!」という曲を出させていただいてるんですけど、地元でキッズダンサーの子たちがその楽曲を踊ってくれててうれしかったですし、すごく元気づけられました。今回出場させていただいて、これまで以上に横浜のことを好きになりました」と笑顔で答えた。
今後のマラソンについては「いつかはフルマラソンを走りたいっていう目標があります」と宣言。「無理せず、自分らしく楽しく走ることを心の中で決めて挑んだんですけど、自己最高ベストを地元で出すのはすごくうれしかったので、いつかフルマラソンを走れるようになったら、この横浜で走りたいなと思っています」と意欲を示した。







