Q4、続いて2枚目です、こちらはどちらで撮影されたものですか?
新木:先ほど私が滞在したと言っていたメゾンベルエポックの地下に大きなカーヴがあって、その中に入らせていただいた写真なんですけど、ボトルがずらーっと並んでいて、これからお客様のもとに届くものがたくさん綺麗に並んでいました。製造工程だったりとか、こだわりを実際に伺いながら歩いて見ることができて本当に貴重な体験でした。年間を通して同じ温度を保てるということで、シャンパーニュの気持ちになったような気分になりました。
Q5、明日からオープンするPOP-UPイベント「THE HOUSE OF WONDER」でもフランス・エペルネにあるペリエジュエの迎賓館である「メゾンベルエポック」を彷彿とさせる非日常的な空間が広がっています。実際にPOPUPをご覧いただいた感想をお願いできますか?
新木:昨年に引き続き、素敵な世界が広がっていて、フランス・エペルネで撮影した時のような自然とアートが響き合うメゾンベルエポックの空気感が、表参道で体感できるという貴重な空間になっているなと感じました。エペルネの植物が樹脂に封じ込められた作品が展示されているんですが、それを見た瞬間に私もメゾンにいたときのことを思い出しながらアートを楽しむことができたので、皆様にもぜひアートと一緒に素敵な空間を楽しんでいただけたらと思っています。
Q6、新木さんがおっしゃっていたアート作品は、アーティスト、マルシン・ルサック氏による『Plant Pulses(植物の鼓動)』です。こちらは、今年9月に開催された国際アートフェア「Tokyo Gendai」で世界初公開された作品で、植物が発する目には見えない生命の鼓動を、映像と音で表現したインスタレーション。そして今回のPOP-UPでは、その大作が新しい形で再構成され、まるで自然とアートが再び息づくような空間として再現されています。そして実は、マルシン・ルサックから、新木さんがペリエジュエジャパンアンバサダーに就任して1周年を迎えられたお祝いとして、特別なプレゼントをお預かりしております!こちらは、先ほどPOP-UP会場でもご覧いただいた、マルシン・ルサック氏の作品『Plant Pulses(植物の鼓動)』をモチーフにした特別なアートピースです。フランス・エペルネの植物を樹脂に封じ込めたあの作品を、ぜひ新木さんにもご自宅で楽しんでいただきたいという思いから、今回は特別に小さなサイズにしてお贈りいたします。
新木:すごく美しいですね。植物の鼓動とかを感じられるような本当に美しく、いろんな季節を感じられる素晴らしいアートですね。本当に嬉しくて、自宅に飾ってエペルネで過ごした素敵な時間を自宅でも思い出しながら毎日眺めて過ごしたいなと思います。ありがとうございます。
Q7、今回のPOP-UPでは、このイベントでしか体験できないスペシャル・テイスティングセミナーもご用意しております。メゾンの歴史やヴィンテージごとのストーリーを感じながら味わう特別な体験です。新木さんには、ここで最初のゲストとして、シャンパーニュアンバサダーによるテイスティングセミナーに参加していただこうと思います!体験していただくのは、中でも人気の「プレスティージラインヴァーティカルテイスティングセミナー」という希少な4種のヴィンテージ・キュヴェを年代順に愉しめる貴重なセッションですが、今回は特別に、利きシャンパーニュという形で挑戦していただきます。「プレスティージラインヴァーティカルテイスティングセミナー」というこのセミナーで楽しめる希少な4種のヴィンテージの中から2つのシャンパーニュを厳選しております。最も新しいヴィンテージである「ペリエジュエベルエポック 2016」と、最も熟成を重ねた「ペリエジュエベルエポック 1999」をご用意させていただきました。この2つのシャンパーニュを飲み比べていただき、どちらが2016年、どちらが1999年かを当てていただきます。新木さん、お味の方はいかがでしょうか?
新木:どちらも本当に美味しいんですが、香りも風味も、あと見た目の色も全然違いがありますね。
Q8、さて、新木さん、今回は最初のゲストとしてテイスティングセミナーに参加されて、初めて利きシャンパーニュを体験してみましたがいかがでしたか?
新木:難しかったんですが、いただいたヒントをもとに味わいだったり違いを感じました。2016年のものは華やかでまとまりがある味がしました。1999年は、濃密な風味や、色も全く違ってヴィンテージのゴールドの雰囲気が加わって全く違ったので、正解することができたかなと思います。本当に楽しみながら・勉強しながら・味わいながら楽しい時間を過ごせました。ヴィンテージのものを利きシャンパーニュできる機会はなかなかないので、とても貴重な時間で嬉しかったです。
Q9、中でもベルエポック 2016は、気候の試練を乗り越えて生まれた特別なヴィンテージです。新木さんにとっても、2016年は何か印象に残る出来事がありましたか?
新木: 2016年はちょうど私自身も初めての挑戦をしている年で、大御所の先輩に囲まれながら作品の撮影に挑んでいる時期だったので、不安やプレッシャーもあったのですが、その経験があったからこそ今の自分につながっているのかなと思い出深い年でした。2016年はそういう試練や挑戦した年で、自分自身と重ねて味わうペリエジュエも一つの楽しみになりました。







