公開収録の後半は第6章「心を整える」の中から、自分自身を認識する「セルフアウェアネス」について、長濱は自身の変化を口にした。

長濱：この番組に出会うまで、私は「セルフアウェアネス」が本当に苦手でした。そもそも、自分が何に悩んでいるのかを説明できないし、理解しきれていませんでした。そこから番組内で「セルフアウェアネス」について学んだことを機に、自分の考えを整理し「こうしたら変われるのではないか？」と論理的に考え、それをノートに書くようにしたんです。そしたら、少しずつ内面が変わってきたのかなと思います。

これまで番組で取り上げたトピックを今の目線で振り返ることで、3年半の成長・変化を垣間見ることができた。

ほかにもテーマから派生した濃密な話も続く中、気づけば番組はエンディングに突入。最後は「これから番組を通じて、どんなことをやってみたいか？」という話題に。山口は「今、世の中全体がギスギスしているので、風通しがいい社会になるための話をしていけたらと思います」と話すと、長濱は「番組の書籍化と公開収録の夢が叶いましたが、またJ-WAVEのスタジオから飛び出して、次は野外で収録してみたいです」と新しい目標を掲げて、イベントは幕を閉じた。

なおこのイベントの模様は10月18日（土）15時からの『NTT Group BIBLIOTHECA -THE WEEKEND LIBRARY-』にてオンエアされる予定。

（文：真貝聡、写真：夛留見彩）