また、タイの音楽市場に対する所感について尋ねられると、
HIROはLDHとして行ってきた過去2年間のタイとの
文化交流を振り返り、「若くて才能のあるアーティストや
クリエイターが多いので、クオリティの高い作品が
作りやすい環境だなというのをこの2年間で学びました」
「日本の作品とはまた違うテイストの作品もたくさん
作れたので、すごく勉強になった」とコメント。そして、
「今後はアーティストとファンの皆さんとのつながりで、
アジアから世界に向けておもしろいムーブメントが起こせる
のではないかとワクワクしています」と、
G&LDHの設立に対して期待を込めた。
ここで、特別ゲストとしてEXILE NAOTOが登場。LDHに
所属するグループの特徴と、それらがタイに与える影響に
ついてコメントした。NAOTOは「各グループにすごく個性がある」
「HIPHOPやR&Bをベースに、J-POPのバラードなどを
ミックスさえることでオリジナリティのある音楽やダンス
パフォーマンスを作ってきたという自信がありますので、
それをぜひ(タイの)皆さんにも体感していただきたい」
「ライブパフォーマンスのクリエイティブもLDHはすごく力を
入れてきたので、そういった部分でもタイの皆さんに
影響を与えられたら」と、自身の経験をもとに語った。
GMM MusicとLDH JAPANによる合同記者会見(※提供画像) 画像 6/6
GMM Musicとの協業経緯については、HIROが同社の実績を
かねてから聞いていたことが大きく影響しているという。
HIROは「合弁会社を作ることは僕らにとっても絶好の
チャンスですし」「(両社の連携で)アジア全域に素晴らしい
エンターテインメントを作れたらなという思いがあります」
「(それぞれが)培ってきたノウハウをミックスして、
今までにないような新しい音楽やエンターテインメントを作り、
たくさんの人に喜んでもらいたいなと思っています」とコメント。
最後に、HIROは「(LDHの由来である)Love, Dream,
Happinessを1人でも多くの人と分かち合えるように、子どもたちに
たくさんの夢を提供できるように頑張っていきたいと思います」と
メッセージを語り、GMM MusicとLDH JAPANの
経営者に対する質疑応答を終えた。
会見のラストは、GMM MusicとLDH JAPANに所属する
アーティストによるステージが披露された。LDHからは、
まずTHE RAMPAGEとPSYCHIC FEVERの混合チームで
ダンスを披露。その後、PSYCHIC FEVERが
「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」で、タイでの武者修行などを
通じて鍛え上げられた歌とダンス、ラップの総合的な
パフォーマンスを見せ、現地に駆けつけたメディアや
ストリーミング配信で観覧する大勢のファンを魅了した。
THE RAMPAGEは「100degrees」をパフォーマンス。
ロックなサウンドの中で熱くクールなダンスを披露し、
ダンスブレイクでは各メンバーのダンスパフォーマンスで
スキルの高さを印象づけ、ステージを終えた。