「テトラ」のリーダー川嶋サヤ(かわしま・さや)を演た泉綾乃は「短い時間ではありますが、皆さんを作品に引き込めるようたくさんお話させて頂きたいと思います。」とは役柄同様、しっかりとコメント。
本作の原作者・安部若菜は自身の作品がドラマ化したことに対して「原作者の安部若菜です(笑)。『先生』と呼び慣れてないのですが、自分が書いた作品がドラマになり放送を迎えることが出来てとても嬉しいです。本日は宜しくお願い致します。」と喜びを噛みしめ挨拶をした。
MCからの質問パートでは、本作がドラマ初主演である山本は主演という初めての大役で、印象に残っているシーンやセリフと共に実々花を演じてみての感想を訊かれ、「ほとんど演技の経験もなかったので、その中でも主演はプレッシャーでしたが、凄く楽しく演じさせていただきまして、自分の人生にとって大きな出来事だと思います。印象に残っているシーンは全部です(笑)。でも、トイレの中で過呼吸になっているシーンは、普段の私はあそこまでなることがないので、リアルさを出すのがとても難しかったです。」と語った。
アイドルにガチ恋するオタクでありながら夢や目標が見付からず、冴えない日々を送る大学生ケイタを演じた小林は、本作への出演やご自身の役柄を演じての苦労と注力したポイントを訊かれ「誰かを応援するって、こんな一喜一憂するんだと思いました。色々な気持ちになるなと思って、例えば、自分の推している人が波に乗ったら絶対に嬉しいと思うだろうし、逆だったら不安になると思います。でも、この気持ちをすべて、ぶつけるわけにはいかないと思うと、僕を応援してくれているファンの皆様も、自分に言葉をかけるときに悩んでくれているんだろうなと思いました。少しでも近づけたような気がして、嬉しかったです。本当に皆さまに感謝しております」と自身のファンへの感謝を添えて、役について話した。
「テトラ」というアイドルグループに所属する役の中で、演じる上で気を付けたことや撮影現場で印象的だったことを訊かれた川上は「普段アイドルをしていたら、内に秘めている気持ちとか、人に言えない気持ちが芽生えてくることもありますが、萌はそれを言ってしまう性格で、メンバーの中で爆弾を投下するキャラクターなので、共感する部分もありつつ、その内に秘めている気持ちをどう台詞として伝えるかという点は、とても難しかったのですが、監督やスタッフの方の皆さんと一緒に作っていきました。」と語った。