「ビジネス」、「イノベーション」、「スポーツ」、「アート&カルチャー」分野で情熱を持ってチャレンジをコンセプトに、芸術・文化・エンターテインメントを通じて世の中に感動を与えた人物にフォーカスした「アート&カルチャー部門」からは、女優の広瀬アリスの受賞が決定した。

セオリーの白スーツを着こなし登場した広瀬アリスも受賞の気持ちを聞かれると「このような素敵な賞を受賞することができてとても嬉しく思います。役者をやっているとビシッとスーツを着て、表に出る機会はなかなか無いので、緊張しすぎて、滝のような汗が出ないように心配なんですけれども、この時間を楽しみたいと思っております」と歓喜。

広瀬アリス（※提供画像）〈SUITS OF THE YEAR 2023（スーツ・オブ・イヤー）〉  画像 3/3

スーツの着こなしについては「とにかく動きやすいなと思いました。そして形がとても体にあっているので、凄く綺麗に着れるなと思いましたし、自然と背筋が伸びますね」と答え、2023年を振り返るとどのような年だったか聞かれると「今年一年は、今までとは違う一年にしたいなと思って過ごしていました。去年少し充電期間を頂きまして、そこから大河ドラマ、いま放送中の『マイ・セカンド・アオハル』」という作品に入ってるんですけど、これまでは仕事尽くしの一年にしたいと思っていたのですが、 今年はお芝居を頑張りつつ、自分の時間、そして体と心を大事にできたらと思って過ごしていました。ただ、一旦立ち止まって、自分の好きなものだったり、こうやって生きたいだったりが明確に分かった一年だったなと感じました」と一年のまとめと共に会場を温かく包んだ。

授賞式の後には、『感動』というテーマを元に、受賞者全員参加による「これまでのチャレンジやユニークな体験」など、様々なトークが繰り広げられました。広瀬アリスに、役者という仕事は演技が人の心を動かすという観点から、最近、ファンの方からの反応で印象深かったことを聞かれると「基本的にはSNSになるんですが、私、信じられないくらいエゴサ―チをするんですよ!1日に何十回とエゴサ―チします(笑)。ドラマの放送している時は、リアルタイムにエゴサ―チをして、皆さんの反応を見ていることが多いんですけど、力が入ったシーンや、狙ったシーンを気付いてくれるファンの方がいらっしゃるんで、その時は、凄く嬉しいですね」と答えた。

また広瀬が最近感動したことは?という質問に対して「今回初めてドラマで30代の役をやっていて、私自身が今年29になるんですけど、頑張る女性にエールを与えたいと思って、芝居をさせて頂いているのですが、私の感覚の話ですが、 中学2年生くらいから気持ちが止まっているんですよ(笑)、十代で感覚が止まっていると思っていたので、不安だなと思うことが多かったんですが、ドラマが始まってからアリスちゃんの演技を観て、とても元気になると言って頂けることが凄く多くて、幸せですし、感動を日々しています」と答えた。