そんな出演者たちと初めて対面した堀は、「皆さんとお会いできて感無量ですね。チョコレートって愛を感じる食べ物だと思いますし、お口に入れたときに、幸福感が高まるというか、しあわせな気持ちになれる。バレンタインデーも近いですし、愛を伝えるのに、チョコレートってピッタリ合っている食べ物なんだなと思います。あったかいですよね。関わっている皆さんも明るくて、あったかい人たちばかりで、そうした方がチョコレートの生産に関わっているというのは、なんだかホッとしました」と熱い想いを語ると、会場からは大きな拍手が送られた。
また、カカオに興味津々の堀が、収穫したカカオの良し悪しをどのように見分けているのかを尋ねると、小方が「まず、(育てて収穫した)カカオはどれもかわいいんです!」とカカオへの愛情を伝え、「見た目で病気かどうかは分かるのですが、実の外側には問題がなくても割って中を見てみると茶色くなっていたりすることもあります。匂いやに見た目だけでは判断がつかないフルーツなんです」と説明。また、和田監督も取材時を振り返り、「カカオにはまだまだ解明されていない謎も多いんだと伺いました」と話し、堀は観客と共に興味深く耳を傾けていた。
本作を通し、チョコレートに関わる人たちのパワフルな活動、ポジティブなエネルギーを目の当たりにしたという堀は、「今年はチョコレートパワーでライブを頑張りたいと思います!」と宣言。会場の観客から大きな拍手と歓声を受けると、「4月20日にコンサートが決まっているので(日本橋三井ホールの「CHIEMI STYLE 2024~come to my room~」)。カカオのパワーで歌いたいと思います」と決意もあらたにしている様子だった。
最後に和田監督は、「映画の感想が気になってしょうがないんです。是非感想を伺いたいと思っています。また、一人でも多くの方にご覧いただけますと幸いです」と本作への想いを観客に託し、舞台挨拶を終えた。
