2023.12.18 公開
『市子』全国公開中©2023 映画「市子」製作委員会/配給:ハピネットファントム・スタジオ 画像 11/15
最後に、杉咲 花が主演ということにかけて戸田監督が杉咲に労いの花束を贈呈し「市子は誰からも自分を見つめてもらえない人生を生きてきた子です。そんな市子が沢山の人に観てもらっていることが嬉しくて、感慨深い気持ちです」とロングランヒットを祈願。
主演の杉咲も「素晴らしい作品に携わることが出来て幸せだったという気持ちが大きいです。『市子』は安らぎや共感や感動に当てはまるような映画ではないかもしれないけれど、市子がどんなことを考えているのかを想像してもらえたらと思います。」と語った。
締めくくりに「共感や感動の隣に並ぶ何かが存在しているはずなので、映画を観終わった後にその眼差しを自分たちの近くの人や世の中に向けてもらえたら嬉しいです」と呼び掛けた。
【ストーリー】
川辺市子(杉咲 花)は、3年間一緒に暮らしてきた恋人の長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズを受けた翌日に、忽然と姿を消す。途⽅に暮れる⻑⾕川の元に訪れたのは、市⼦を探しているという刑事・後藤(宇野祥平)。後藤は、⻑⾕川の⽬の前に市⼦の写真を差し出し「この女性は誰なのでしょうか。」と尋ねる。
市⼦の行⽅を追って、昔の友人や幼馴染、高校時代の同級生…と、これまで彼女と関わりがあった人々から証言を得ていく⻑⾕川は、かつての市⼦が違う名前を名乗っていたことを知る。
そんな中、⻑⾕川は部屋の中から一枚の写真を発見し、その裏に書かれた住所を訪ねることに。捜索を続けるうちに⻑⾕川は、彼女が生きてきた壮絶な過去と真実を知ることになる。
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