ついにお披露目となる作品への期待で、熱気が高まる満席の客席に拍手喝采で迎えられて、主演の岡山天音、仲野太賀、松本穂香、片岡礼子、監督の滝本憲吾、原作者のツチヤタカユキが登場。
【写真】映画「笑いのカイブツ」の完成披露舞台挨拶に登場した岡山天音、仲野太賀たち(10枚)
(C)2023「笑いのカイブツ」製作委員会 画像 2/10
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主演の岡山は「ようやくこうして多くの皆様に届けられることをうれしく思います。ツチヤタカユキの人生を覗いていただけることをうれしく思います」と感慨深げに語り、それを横で見ていた仲野は「これから鑑賞する皆さんに、余りにも魅力的な岡山天音の演技を堪能してほしいです!」と嬉しそうな表情で答えた。
同じく松本も「岡山天音さんをはじめ、皆さん素晴らしい演技をされているので、ぜひ楽しんでください」と仲野の言葉に共感。岡山と親子役を演じた片岡は、「岡山さんとは初めての共演だったが、役者としていろいろ演じてきた中でこんなに濃厚な親子関係を築けたのは初めて」と本作の熱量に触れた。
原作者ツチヤタカユキは「キャストの皆様、豪華すぎませんか?日本映画界のアベンジャーズ!そんな方たちに演じてもらえて幸せな作品だと思うし、一生感謝しても足りないくらい幸せです」と満面の笑みで客席に向けて言葉を投げかけた。滝本監督は「周りの皆様のおかげで今日この場に立てている、灰になっても良いという思いで撮った作品」と熱のこもった挨拶で本作への想いを語った。
自身が演じたツチヤタカユキという人物について岡山は「自分も何をするにも不器用で、人間関係不得意だが、ツチヤというキャラクターに隔たりは感じなかった」と共感を示し役つつ、作りについては、「かっこ悪かったり、醜かったりで生きるのに必死なキャラクターだが、その瞬間が美しく見える人物だと思う。無様な瞬間がかっこよく見えればいいなと思い、それを意識していた」と述懐。それを聞いた監督は、「天音くんはめちゃくちゃ面白いし最高、見ているだけで幸せ」と岡山をほめちぎっていた。









