『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』グランドフィナーレ舞台挨拶(※提供写真) 画像 4/9
約1年前に放送が開始し、今年2月公開の映画まで駆け抜けた『ウルトラマンデッカー』が、この日ついにグランドフィナーレを迎えることについて聞かれ、松本は「無事にこの日を迎えられてホッとしているけれど、やっぱり少し寂しいです」と、心境を感慨深く語った。村山は「すごく寂しいです。この作品の最初の舞台挨拶から今日の最後の舞台挨拶まで、ずっと沢山の方々に来ていただけて。本当にありがとうございます!」と改めて感謝を語り、大地は「今日皆さんにお会いして、改めて温かさを感じています」と、再びファンの前に立てた喜びをかみしめた様子。そして、映画でメインキャストとして登場した中村は「いよいよ終わっちゃうのかと思いながらも、公開から3カ月以上たっているにも関わらず、これだけ沢山の方々に来ていただいて本当に嬉しいです」と改めて本作に参加した喜びを語った。
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トークでは登壇キャストそれぞれのお気に入りのシーンについて聞かれ、それぞれが思い思いのシーンを挙げながら撮影当時の想い出を振り返る中、集まったファンの「見たい!」という声に応えて、劇中屈指のシーンを実際に再現することに。松本、村山、大地演じる GUTS-SELECTの隊員たちと、中村演じるディナスが、強大な敵になすすべなく苦悩しながらも、仲間の絆を信じて立ち上がる感動シーンを本編さながらに披露。3月に行われた大ヒットイベントでも披露したシーンだったが、演技が始まると、村山演じるイチカからセリフを語り掛けられるディナス演じる中村は、シーンの再現中にも関わらず作品への思いが溢れてしまい、涙を流す場面も。「何度もやって来たけど、これが最後なんだなと思って」と声を詰まらせながらも、登壇者や会場のファンの声援を受けながら見事にシーンを演じ切り、会場のファンから大きな拍手が沸き起こった。
『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』グランドフィナーレ舞台挨拶(※提供写真) 画像 5/9
イベント中盤、新たなウルトラマンへとバトンタッチを果たすべく、新シリーズ『ウルトラマンブレーザー』の主人公、ヒルマ ゲントを演じる蕨野が登場することに。『ウルトラマンデッカー』のキャスト同様、会場からの『ゲントさん!』という大きな呼び声に応えて登場した蕨野は会場のファンに手を振って応えた。
昨年、『ウルトラマントリガー』から『ウルトラマンデッカー』へのバトンタッチを果たしたグランドフィナーレイベントを思い出して、松本は「当時はすごく緊張したのを覚えています」と語る中、蕨野は「緊張は…してないですね」と頼もしいコメントをしつつ、ゲントとして子供たちの前に登場するのはこの日が初めてということで、「皆さんとお顔を合わせてブレーザーの魅力を語れることを嬉しく思います」と喜びを明かした。ウルトラマンとしては先輩となる松本は、登場した蕨野に対して、早速「ゲンちゃん!」と親しみを込めて呼びかけたり、さらに、蕨野が長いウルトラマンの歴史を背負ってウルトラマンブレーザーに変身することへの思い語り、「今年は“俺が行く。”」と、作品お決まりの口上に絡めて力強くコメントすると、松本は「俺も行かせてください!」と語り掛け、すかさず蕨野も「一緒に行くか!」と応えるなど、新旧主人公で早速和気あいあいとしたやり取りを見せた。さらに続けて、登壇者全員でウルトラマンブレーザーの変身ポーズを披露することに。
『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』グランドフィナーレ舞台挨拶(※提供写真) 画像 7/9
蕨野が丁寧な解説で変身ポーズを教示し、会場のファンと共に息の合った「俺が行く。」という声に合わせて変身ポーズを披露。たどたどしい場面も見せつつも何とかポーズを決め、会場からは笑いとともに温かい拍手が沸き起こった。
改めてウルトラマン作品の先輩として、デッカーのキャスト陣から蕨野へそれぞれメッセージを贈る中、松本は「僕、なんかヒーローの先輩感ないですよね(笑)ゲントさんの風格がすごいので」とおどけて会場の笑いを誘いつつ、「これからヒーローとして沢山の声援を受ける幸せな瞬間が沢山あると思います。子供たちを笑顔にしてください!」と、ウルトラマンの先輩として力強いエールを贈った。









