1年を通じ映画・テレビ界で活躍したプロデューサーや将来有望な俳優を表彰する「2023年 エランドール賞」の授賞式が2月2日に都内ホテルで開催された。新人賞の受賞者には、副賞として、TVガイドを発行する東京ニュース通信社から「TVガイド賞」として銀製の写真立てが贈られた。
【写真】「2023年 エランドール賞」授賞式が開催(12枚)
上田英典TVガイド統括編集長より「TVガイド賞」として写真立てを贈呈 (C)東京ニュース通信社 画像 2/12
出演した作品の中で新鮮かつ優秀な演技を示した俳優に贈られる新人賞には、中川大志、芦田愛菜、松下洸平、岸井ゆきの、間宮祥太朗、奈緒の6人が選ばれた。かつて石原裕次郎や高倉健も受賞した栄誉ある賞ということで、宮本信子、井浦新、菊池亜希子、野島伸司ら豪華ゲストたちもお祝いに駆けつけ会場を大いに盛り上げた。
新人賞のトップバッターには、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)、日曜劇場「オールドルーキー」(TBS系)などでの好演が光った中川が緊張の面持ちで登場。「小栗旬さん、綾野剛さんと僕が子供の時から第一線で活躍している先輩方の背中を見て、もっともっと頑張らないといけないなと、そして自分たちも次の世代に憧れられる先輩になっていけたらなと思っています」と今後の抱負を語った。
するとサプライズゲストとして、小栗が花束を手に登場。「中川くんが子供の頃から活躍している、小栗旬でございます」とのユーモアを交えた挨拶に、中川の顔もほころんだ。しかし「20分くらい(授賞式が)押しているのでこのくらいで(笑)」と早々に退場しようとする小栗に、中川が「いやいやもうちょっと…」と引き留めるハプニングも。マイクの前に戻った小栗は、「すべての俳優陣に負けずに果敢にチャレンジしていく畠山重忠の姿が、役者・中川大志という姿に重なり、本当に素晴らしい俳優さんだなといつも思いました。この賞を機にもっともっと素晴らしい俳優になっていってもらえたらなと思います」と祝辞を送った。