主演に岸井ゆきの(『愛がなんだ』)、出演に浜辺美波(『映画 賭ケグルイ』)を迎えた、中川龍太郎監督(『わたしは光をにぎっている』)最新作『やがて海へと届く』(4月1日(金)より全国公開)の舞台挨拶付きプレミア試写会が3月20日(日)、都内劇場で開催され、主演の岸井ゆきのをはじめ、浜辺美波、杉野遥亮、中川龍太郎監督が揃って上映後の舞台挨拶に登壇した。
【写真】映画『やがて海へと届く』の舞台挨拶に登壇した岸井ゆきの・浜辺美波・杉野遥亮(5枚)
キャスト陣は作品にちなんで海をポイントとして取りいれた衣装で登場! 映画を観終わったばかりの客席からは割れんばかりの拍手に迎えられた。
ヒロインの真奈について、岸井は「あんまり言葉で語らない子で、私も私生活ではあまり友人に何かを相談したり、多くを語って何かを求めたりしないので、そういうところは似ていると思います。大事なものや思い出を抱え込んでしまうところも、私はそういうものを抱えたまま、どこまでも信じられるし、どこまでも愛せるんですね。そういうところも似ていました。決定的に違うのは、真奈は他人に自分の思考を押し付けてしまうところがあったけど、ベースとしては似ていると思ったので、そういう部分を種として大事に埋めて(真奈という役を)作っていきました」と明かす。
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岸井と浜辺は、ドラマでの共演はあるものの、ここまで本格的に共演するのは本作が初めて。浜辺さんは「ドラマでは対立する役柄だったこともあってあまり話せなかったんですけど、今回、感性が素敵で、だからこそ表情やしぐさに愛おしさを周りの人が感じてしまう、そういう人柄なんだなと素直に憧れを抱きました!」と周囲を惹きつける感性を大絶賛! 岸井さんは浜辺さんからのストレートな愛情ある言葉に「照れますね…」とはにかんでいた。