2021.08.31 公開
坂本海星役をオファーされた佐藤は原作を読み、「震えました。自分の全てをかけて原作に恥じないようまっとうしよう」と主人公を演じた決意を話し、主人公の父を演じた加藤については、「役としても演者としても雅也さんに本気でぶつかっていた気がします」と撮影を振り返った。一方、坂本玄海役で共演した加藤は佐藤について、「フレッシュさがあり、役を体で演じる役者」と評し、『最愛の妻を亡くした男』という役柄については、「妻との出会いからどんな人生を歩んできたのか、その点に重きを置き、具体的に考えました」と語った。最後に、観客に向けてのメッセージについて佐藤は、「観た人の心の中に一筋、光を投げてくれる作品」、本作のテーマについて加藤は、「いま人々が必要としている『思いやり』がテーマの映画です。みんなが繋ぐ『思いやり』の大切さ、そして『思いやり』で繋がる人々の絆。『思いやり』でその人の人生も周りの人の人生も変わる。そんな事を感じさせてくれる映画」と仕上がりに自信を見せた。
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