2021.07.31 公開
映画『ベイビーわるきゅーれ』初日舞台挨拶に主演・髙石あかり登壇!

髙石あかり(※提供写真)  画像 1/3

本作で初主演を飾った、スタントパフォーマーの伊澤彩織は、ドイツで撮影中で、本日欠席となり、手紙が代読された。

「奇遇なことに、(タイトルの)『ワルキューレ』も、あかりちゃんと 2 人で歌った挿入歌のタイトル『らぐなろっく』もドイツ語なんです。『ワルキューレ』は戦士の神、オーディンに仕える武装した乙女たちのことで、ドイツ語で『死者を選ぶ女』を意味するそうです。この作品がクランクインする前、 監督から送られてくるタイトルが 6 回くらい変わった」とのことで、監督は、「最初は「『JKわるきゅーれ』みたいにしようかという話もあったけれど、JKはよくない単語だと言われた。『わるきゅーれ』はずっと変わらず、それこそ天からの授かりものです」と話した。

本作で、W主演の髙石と伊澤のお二人とも映画初主演。二人の魅力を聞かれた監督は、「こんな役者がいたんや!というか、それぞれが面白いキャラクターで、二人は当て書きではないですけれど、前の現場の様子をそのまま脚本に入れています。髙石さんは熱しやすく冷めやすくというキャラクターを当ててみたりとか、伊澤さんはおどおどしている感じだったので、こういうのがやりやすいだろうなと思って作った結果、凸凹ががっつりはまりました。菅田将暉さんと小松菜奈さんみたいに、男女で邦画でよく見る二人とかっているじゃないですか。それに匹敵する、髙石あかりの隣には伊澤彩織にいてほしいみたいに相性がバッチリあったと思いました。」と解説した。

髙石は、「前作でご一緒した時から、話のテンポ感とかが合って、今回二人で主演と聞いて、楽しみの方が大きくて、またやれたことがすごく光栄です。」と言い、ラバーガール飛永は、「僕は主演の二人とのシーンがあったんですけれど、二人の中に異物感のおじさんが入っている感じがした」と現場の印象を語った。


髙石はガンアクションのシーンも。「こんなに本格的なアクションは初めてだったので、園村さんに立ち方や銃を撃った後の反動まで細かく教えていてだいて、0から作ったような感じです。伊澤さんが、出ていないシーンのモニターもわざわざ見に来てくれて、つきっきりで教えてくださいました。すごく優しい方でした。」とカメラの裏側でもいいコンビだったことをうかがわせた。

髙石は、伊澤と三元のラストのアクションシーンを現場で見ていなかったそうで、「試写で見て、こんなに感動するアクションというのを初めて体感して泣きそうになりました。なんでこう涙が出てくるんだろうというような感覚で、不思議な感覚でした」と話した。

劇中、伊澤と対決した三元は、「彼女は普段はスタントマンをやっているんですけれど、芝居もよくて、スタントの業界の中でも彼女はトップレベルなんです。なので、彼女を女性だと思わずに、本気でばちばちやりました。いいものにしたいという彼女の思いが伝わってきたので、多少ヒットがありました。」と裏話を明かした。

三元は伊澤について、「映画やテレビだけでなく、PVやゲームの仕事もあるんですけれど、彼女はほとんどヒロインの役をやっているので、本作で初主演で、今日来れなかったのは残念。けれど、いい門出になったと思います。」と感慨深げ。

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