2021.06.20 公開
映画「鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽」の製作発表記者会見(※提供写真) 画像 2/2
大学時代に文学部に所属していたという宮本は『斜陽』について「一人ひとりの人生がすごく繊細に描かれていて、かず子もそうですし上原や没落していく家族の人生が描かれていますが闇だけではなくてちゃんと光もあってそこが素敵だな思っています」と自身の感想を話した。
役作りについては「まだクランクイン前で役作りをしている途中ですが、かず子が貴族だったこともあり母のことを『お母さま』と呼ぶんですけど『お母さま』なんて言い方はやっぱり慣れていなくて家で実際に母に『お母さま』と呼ぶ練習をしています。普段は『ママ』と呼んでいるので・・・撮影が終わるまでは『お母さま』と呼び続けます!」と可愛らしいエピソードで記者の笑いを誘った。
最後に改めて意気込みについて「太宰治さんを愛している方、『斜陽』を愛している方、まだあまり詳しく知らない方にも見たいと思って頂けるような、そしてこの作品を通して、改めて太宰治という人を好きになってもらえるような作品になるよう、精一杯頑張りたいと思っています」とコメントし、会見を終えた。
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