続いて、本日集まった高校生がそれぞれ理不尽な校則を綴った画用紙を一斉に掲げ、それに対して二人がコメントするコーナーへ。まずはじめに二人の目に止まった校則は、高校二年生の男子生徒が書いた「髪色は黒に限るそんな校則は嫌だ!」といった主張。「茶髪の子が好きだから」という理由だったが、まさに本作で佐藤演じる創楽が恋する、生まれながらに綺麗な栗色の髪を持つ希央(モトーラ世理奈)が理不尽にも黒髪にされて、創楽が立ち上がるといった映画のストーリーと見事にマッチ。男子生徒が熱い主張を叫び、髙橋が「自由はそこにある!」そして佐藤が「立ち上がれ!早く!早く!早く!」と会場を煽り、それに対して客席も「早く!早く!早く!」と呼応するといったコールアンドレスポンスを繰り広げ、理不尽なブラック校則に対し熱く叫ぶ。他にも二人組の女子生徒による「女子はスカートのみの校則は嫌だ!女子だってズボンが履きたい!」といった悩める主張が。しかし「スカートが良いけどなぁ(笑)」と何度も呟き頑なに譲らない佐藤に対し「こだわりが強いからね(笑)」と先輩をなだめる髙橋。そんな二人の息のあったやりとりに会場から笑顔があふれると、気づけば強い雨が降っていた空が晴れ模様に。佐藤が「僕は晴れ男で、海人が雨男なんです(笑)晴れてきてよかった!」と話すと、会場に拍手が沸き起こる。
最後に佐藤、髙橋からのメッセージとして、まずは髙橋から「みんなと同じように高校生が立ち向かっていくストーリーで、色んなメッセージがあると思いますが、いきなり映画を見て翌日金髪にしちゃうとか変に影響されないように(笑)そしてそれ以外にも、やりたいことをやれずに黙っていたのをやってみようというような勇気をもらえたり、色んなメッセージがあるります。みなさんが彩りある学校生活、人生が送れるように願っています。楽しんで映画を見てください」と熱く語りかけ、続いて主演の佐藤は「ブラック校則という作品で高校生の物語なので、高校生のみなさんにはもちろんどんぴしゃで刺さる物語だと思います。余白がある作品なので色々考えられたり、大人もすごく楽しめる映画になっているので、お父さんお母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、もしかしたら先生にも、私達はいまこういうことがやりたいんだ!というような思いを乗せて楽しんでいただくのもいいかもしれません」と、老若男女問わず楽しんで欲しいという気持ちのこもったメッセージを送った。
その後行われたフォトセッションでは、ステージ上から客席前に二人が移動し、晴れ模様になったことで、雨合羽を脱ぎ、それぞれの学校の制服姿に身を包んだ300人の学生と、時折ハイタッチを交わすなどたっぷりのファンサービスしながら、笑顔で撮影を行いイベントを終了した。
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